ログイン 新規登録
最終更新日: 2021-01-14 00:00:00
Untitled Document
ホーム > ニュース
2021年01月01日 00:00
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
米中戦争は価値と体制選択の文明戦争ー2
全体主義体制は「敵」を作り利用する

◆紆余曲折の歴史

 韓日関係の行く末を心配する声は多い。両国関係が良くないのは事実だ。中共ウイルスによるパンデミックで10カ月近く往来が制限されている。年間1千万人以上が往来していたのは、わずか2年前だが、非常に昔のことのように感じられる。世界で武漢ウイルスのワクチン開発が進んでおり、そろそろ以前の日常に戻らなければならない。もちろん、完全にパンデミック前の生活に戻るのはそれほど容易なことではないが。
韓日関係がここまで来るには多くの曲折があった。日本では、韓国人には20世紀前半の植民地統治による反日の遺伝子があるかのように誤解する人が多い。だが、それは全体主義体制でのことだ。全体主義体制は、独裁のため人民に絶えず敵の存在を提示しなければならず、そのためには「恨み」の注入が必要になる。全体主義は、現在の敵だけではなく、過去の敵、そして未来の恐怖までも有効に利用する。東アジアの共産全体主義は、「日本軍国主義」を最も有効に利用するのだ。

◆地政学的な違い

 韓国ではすでに「反日種族主義克服」という知識人の運動まで自発的に起こった。今は戦後の韓日関係の危機と摩擦をどう管理して来たかに、もっと関心を持つ必要があるのではないか。
韓日関係が悪くなったのには当然、いろいろな理由がある。複雑な経緯を見るまでもなく、まず韓国と日本は未だ相手のことがよく分かっていない。韓国と日本は、両国の首都を結ぶ航空路が旅客機で2時間もかからず、時差もないため非常に近く感じられる。ところが、この非常に近い距離が、実は全く異なる環境にあることを忘れさせていることを、ほとんどの人が自覚していない。
韓国は、地政学的に日本より非常に厳しいところに位置している国だ。PM2・5の問題だけを見ても、韓国と日本がどれほど違うのか、つまり韓国と日本が中国からどれだけ離れているのか、要するに韓国は生活と生命に関わるリスクと苦痛を日常的に経験しているということだ。国際的に温室効果ガスの削減を議論しているが、韓国の立場では、温室効果ガスよりも先にPM2・5の問題、呼吸する権利を主張したい。
反対に一般の韓国人は、環太平洋火山のリングに位置している日本の恐怖や観念を知らない。要するに韓国と日本は互いに相手の風土、その風土からきた生き方、価値観について知らないことがあまりにも多い。

◆関係悪化の主犯

 現実に、両国の関係を悪化させている主犯を無責任に挙げろと言われれば、政治家とメディアだ。彼らは、国民を説得するよりは大衆(衆愚)の顔色を見て阿附し、そのためよく脱線、暴走する。特に少なからぬ政治家たちが常識と法より、「民族主義」を煽る。「多数決」を最高・最善の意思決定の基準だと思っている。間違ったことでも一旦「多数決」で決まったら従うべきだろうか。
責任が最も大きいのがマスコミだ。両国関係の悪化の主犯とも言えよう。メディアが、検閲―自律検閲によって客観的な事実、真実を伝えるより、検閲基準に合った記事を作り出す例があまりにも目に余る。
米国のビッグメディアの検閲基準はPC(ポリコレ)だ。PCはレーニンの言葉を、多くの革命家たちが引き継ぎ改良を重ねたものだ。韓国の左翼の場合は、平壌が検閲基準であり、洗脳基準を多く受け入れ使っている。植民地時代を指す「日帝強占期」という言葉は、解放後の状況を「米帝強占期」と定義、表現するための前半装置に過ぎない。なのに、メディアによって知らず知らずに影響を受けて洗脳されていく。
もはや新聞やテレビより、YouTubeなどのネットによる情報の方がより早く、正確な場合が多い。メディアを改革し検閲を拒否、歪曲報道を追放しなければならない。グローバリズム、つまり全体主義に奉仕するメディアの拒否が必要だ。真実を歪曲、無視するメディアを退場させよう。

【文明史の視点から韓日の関係を見る】

◆中国との関係

 韓国は、日本より20年も遅れて中共と修交(1992年8月24日)した。多くの韓国人にとって、アジア大陸が新天地としてやってきた。長い間、多くの韓国人が大陸と往来する日本を羨んでいたのだ。鄧小平にとって韓国は最も安心できる国だったようだ。米国と日本は、やはり気楽に対峙しがたかったのだ。韓国ならそういう負担感はなかったのだろう。
日本には、共産体制との交流について何ら抵抗感のない親中派が多い。悪と取引しながら利益のみを享受できると考えるのは問題がある。親中と反中は、妥協や和解は不可能だ。
日本は、韓国が韓・日間の協定を守らないと攻撃するが、日本は韓国との約束をすべて守ったのだろうか。例えば、日本は金泳三大統領が退任する1カ月前に韓日漁業協定の破棄を通告した。後任の金大中は韓・日間の無協定状態を避けるために、日本側に大幅に譲歩するしかなかった。
韓日大陸棚協定(78年発効)は、両国が大陸棚を共同開発すると約束したものだが守られていない。要するに、日本も約束を選択的に守ってきたと言うしかない。
いつになるか分からないが、韓・日両国が敵を共有し、希望とビジョンも共有する日を見たい。そのためには韓・日両国は、両国関係を文明史的基準、視点から見る訓練が必要と思われる。

◆希望の共有

 成熟した人間なら、植民統治下の軍国主義の日本(35年間)と、平壌の金氏邪教全体主義暴圧体制(75年間)の悲劇と弊害が、どちらがより致命的かを分からねばならない。1945年8月以降、分断された韓半島で、戦争と暴圧体制のため死んだ者は約700万人程度と推算される。
平壌の金氏邪教体制の最も重要な暴圧手段が朝鮮労働党だ。このカルト集団の支部が日本にある。ところが、多くの日本人がこの悪を容認し支援した。一方で非常に多くの日本人は、韓半島の南に反共民主主義の国民国家の土台を作った李承晩大統領を蛇蝎視する。
今も世界中の多くの知識人が、残酷な共産主義者である鄧小平や周恩来などを好意的に評価し、同族や自国民を虐殺した金日成、人民を餓死させながら核ミサイルを完成した悪魔の金正日・金正恩を冷静な戦略家と評価したりする。また、その体制と「国交正常化」を目指すと手間を惜しまない。
韓日は今post米中戦争、つまり米中戦争という世界大戦後の世界に向け準備をせねばならない。特に「第2次米中戦争」は、アジア大陸を丸ごと変える、胸が躍る文明の戦争だからだ。まず、関心を持って勉強しよう。

2021-01-01 4面
뉴스스크랩하기
ニュースセクション一覧へ
韓日をつなぐクリエイター それぞれの...
大阪でも「トランプ再選支持」
本国の慰安婦問題判決に「異議」
【人と今】飯本 和美さん(硝子工芸家)
米中戦争は価値と体制選択の文明戦争ー2
ブログ記事
ひみつきち
「トロッコ問題」問題
道徳と相対主義(哲学の現在6)
4.15総選挙の不正疑惑を徹底調査せよ!
中国の脅威
自由統一
「非核化」の仮面を脱いだ金正恩
著作権料の名目で北に送金
平壌を動かしているのは誰か
平壌の異変、権力構造に重大な変化
対北ビラ弾圧は利敵行為


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません