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2020年12月12日 08:38
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東京測地系→世界測地系 現代自グループのASEAN進出に注目
今後のEV市場戦略

 現代自動車はコストパフォーマンスの良さを武器に2000年代に販売台数を伸ばしたが、17年以降中国での販売が急減、米国でも17年、18年に前年を下回るなど業績不振に陥った。18年に現代グループの首席副会長に就任した鄭義宣氏(現会長)は、米国市場の立て直し、CASEへの積極的対応、研究開発投資の拡大などを進めた。
19年に入り米国販売が復調するとともに、欧州を中心にEV(電気自動車)の販売が増加するなど、改革の成果が表れ始めた一方、中国では不振が続いている。今後、EVシフトを進めて再生をめざす計画である。今年10月に発表された「Business Strategy in China」では、中国市場専用のEVの投入が盛り込まれた。ただし、中国企業やテスラなどが生産を拡大しているため、それにどう対抗していくのか、課題として残る。
中国市場での再生を図る一方、近年事業を積極的に拡大しているのがASEAN(東南アジア諸国連合)地域である。その狙いとして(1)新興市場の需要を取り込むこと(2)インドネシアをASEAN市場進出の橋頭保にすること(3)シンガポールをイノベーションセンターとして活用することなどがある。
インドネシアで21年に生産を開始し、将来的には年産25万台をめざす計画である。新工場はプレス、溶接、塗装、組立のラインを含み、ASEAN市場向けに設計された自動車を生産する。大気汚染対策に力を入れるインドネシア政府は、EV生産を積極化している現代自動車を誘致してEVシフトを進めるほか、自国の資源を活用してバッテリーの国産化を進めたい考えと見られる。インドネシアでの生産と関連するが、ASEAN地域のEVやモビリティサービスなどの新たな需要を取り込むことが、この地域での事業を拡大する最大の理由であろう。
今年10月、シンガポールのジュロン革新団地に設立する「現代車グループシンガポールイノベーションセンター(HMGICS)」の起工式が行われた。HMGICSでは、次世代EVとモビリティサービスを支える新技術の開発を、同国の技術生態系を活用して進めていくほか、EVの最終組立も行う計画である。インターネットを通じて顧客のニーズに合ったEVを生産するもの。インドネシア工場から調達した車体や部品を人工知能やロボットを活用して自動で組み立てて、周辺国にも輸出する。EVに関しては、インドネシアでは量産車、シンガポールでは多品種少量生産を行うものと考えられる。
現時点で今後を展望するのは難しいが、現代自動車のASEAN事業拡大に伴い、次のような興味深い動きが生じる可能性がある。
第一に、ニッチ分野での販売増加である。タイやインドネシアなどでは日系企業が圧倒的に高いシェアを占めているため、現代自動車はEVのSUVやタクシー、FCEV(燃料電池車)のトラックなど、ニッチ分野で販売を伸ばす戦略をとるものと予想される。
第二に、現代自動車グループ内の連携強化である。前述したHMGICSには現代モービスや現代ウィアなどのグループ企業が関わり、総力を結集させて次世代EVの開発に取り組んでいく。また、これまで自動車の海外への輸送を行ってきた現代グロービスは、FCEVに使用される水素の輸送(液化水素の運搬)とEVバッテリーの輸送とバッテリーステーションの運営、リサイクルなどの事業を進める計画である。
第三に、財閥グループ間の事業拡大である。EV生産の拡大により、バッテリー、電装品、半導体などで需要が拡大する。バッテリー(LG化学、サムスンSDI、SKイノベーション)や電装品(LG化学、サムスン電子)分野では協力が進むだろう。実際、20年に入り、事業協力の話し合いを積極的に進めている。
以上の観点から今後の動きに注目したい。
(日本総合研究所向山英彦)

2020-12-12 2面
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