 | 京都東山区の耳塚 |
韓国の「社団法人キョレオルサルギ国民運動本部」が主催する京都耳塚慰霊祭が5日、京都市東山区の耳塚で行われた。民団大阪本部や京都本部の関係者も参加した。主催者は、「韓日関係が難しい中、慰霊祭が開催できたことに感謝する」と述べた。
耳塚は、豊臣秀吉が当時の朝鮮国を侵略した壬辰倭乱(1592~1598年)、日本では文禄・慶長の役と呼ばれる戦争において、戦利品として鼻や耳を切り取って持ち帰ったもので、それを積み上げた場所とされ、後に埋葬された。同様の耳塚(鼻塚)は福岡、対馬、岡山などでも確認されている。 (大阪=韓登) |