 | 昨年度の世界韓商大会( 全南・麗水) |
「第19回世界韓商大会」が、新型コロナウイルスの影響で中止となった。本来であれば今年10月28日から30日にかけ、釜山で開催される予定だった。
在外同胞財団(韓佑成理事長)は先月10日に開かれた「世界韓商大会第37回運営委員会」で、新型コロナウイルスの懸念が続いていることと感染の再拡大、それに伴う参加者の安全問題、出入国時の隔離措置継続などを踏まえ、大会の中止を決定した。
世界韓商大会運営委員会は、在外同胞経済団体長と国内の関係機関によって構成されており、韓商大会に関する主要案件を決定する組織だ。
財団の韓佑成理事長は「今年は世界韓商大会の開催が叶わず残念だ。しかし、韓商大会のプログラムであるリーディングCEOフォーラム、世界韓商大会運営委員会、ヤングビジネスリーダーフォーラムと常時ビジネス支援は継続する方針」と語った。
世界韓商大会は、韓商と国内のビジネスマンらおよそ4000人が参加する韓民族最大のビジネスネットワークイベントで、在外同胞財団が毎年韓国国内の地方自治団体と共催している。昨年の全南・麗水大会では、海外から790名、国内から3692名が参加した。(ソウル=李民晧) |