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最終更新日: 2020-10-28 00:00:00
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2020年08月26日 00:00
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金元雄光復会長が親日派捏造
李承晩・初代大統領や作曲家・安益泰らを名指し

 韓国社会では度々「親日派」を巡って議論が巻き起こる。現実的には、「親日派」の存在は不可能だ。日帝による統治から解放され、今年で75年。親日反民族主義者が生存している確率は極めて低いからだ。では一体なぜ、韓国では未だ親日派を巡る論争が繰り返されているのだろうか。(ソウル=李民晧)

 李承晩も親日派なのか?

今回の騒動の発信源となったのは金元雄・光復会長だった。今年の8・15光復節記念式で行った挨拶で、初代大統領の李承晩、愛国歌(韓国国歌)を作曲した安益泰らを親日派と名指しした。そこで浮かび上がったのが歪曲された歴史認識だ。
8.15式典で演説する金元雄・光復会長
 李承晩は、反日政治指導者として知られている。韓国の歴代政治指導者のうち、李承晩政権は日本人にとって悪夢ともいえる政権だった。大統領在任当時、東海岸海上に境界線を引き、その線を越えた日本の漁船は例外なく拿捕し、日本人にいわゆる「リライン(李承晩ライン)」の恐怖を植え付けた。
これらの事実により、韓国社会ではこれまで李承晩を親日派とする声はほとんど聞かれなかった。一方で「親日清算を真っ当に行わなかった指導者」「日帝に賦役した人々を公務員に登用した」という批判があったことは確かだ。
親日清算において、引き合いに出されるのが北韓の金日成だ。「金日成は親日清算を行ったが、李承晩は行わなかった」との評だ。しかし、これは事実ではない。北韓・金日成の執権時は、日帝期に日本に留学していた人々を登用した。日本軍士官学校出身者らは、戦闘機の操縦士や軍の将校として登用し、さらに金日成の実弟・金英柱は、日帝警察の配下であった。それらを踏まえると、北韓の「親日清算」はスローガンにすぎなかったといえる。何人を捕えて処罰したのか、そして具体的な罪名が何だったのかなど未だ定かではない。
半面、李承晩は親日清算法という法律を制定。親日派559名を逮捕し、そのうち221名を有罪・起訴した。明白な反日指導者である李承晩を、光復会長が親日派と指摘した意図に疑念を抱かざるを得ない。韓国左派陣営が主張してきた親日清算を再びほじくり返し、与党各派の支持層を結集させようという政治的意図が透けて見えるからだ。「保守派=親日派」をアピールし、下落している政権支持率を回復させようという底意がうかがえる。

 現代版”剖棺斬屍”

親日派の清算基準は本来、日帝時代に日本人の配下として同族を苦しめた反民族者を探し出し、処罰するというものだ。廬武鉉政権当時に組織された「親日反民族行為者調査委員会」の役割もまさに同様だった。しかし、親日反民族者はすでに全員死亡し、もはや誰も生存していないといえる。
歪んだ歴史認識と理念を持つ者たちは、既に存在すらしていない「親日派」を「親日フレーム」として掲げ、政治的領域の拡張を図ろうとしているようだ。また、国立顕忠院の埋葬者について、光復会長など与党陣営の人々は親日派の破墓を主張している。これはまさに、朝鮮時代の郡主が行っていた「剖棺斬屍(死人に罪を着せ、墓を壊して死体の首を斬る刑)」に他ならないといえる。

 報勲2団体が対立状態

金元雄氏が光復会長に就任して以来、独立運動団体と国家有功団体の対立関係が続いている。昨年7月、「抗日独立戦烈宣揚団体連合」は、在郷軍人会とは8・15行事を共にできないという公式文書を行政安全部に送付した。その波紋を広げたのも、やはり金元雄氏だった。6・25戦争の英雄である白善燁将軍を「親日賦役者」と指摘し、2団体のにらみ合いへと発展した。
「愛国歌」を作曲した安益泰の親日行跡は周知の事実だ。安は1942年、ナチス支配下のドイツ・ベルリンで、日本が独立させた「満州国」建立10周年音楽会を指揮していた。彼が35年に作曲した現在の愛国歌は、在米独立運動団体「大韓人国民会」によって流行し、40年には中国・重慶の大韓民国臨時政府からも公式使用の許可が下りた。金九も、45年11月に直筆で「韓国愛国歌」のタイトルを記し、楽譜を制作した。愛国歌は臨時政府要員や独立軍たちが国を失った悲哀を癒す”恨(ハン)”が込められた曲だった。今日の愛国歌が国歌として存在するのは、親日派・安益泰を擁護した結果ではない。愛国歌を歌った独立愛国志士たちを忘れない、というレガシーなのだ。
韓国には「10年経てば山河も変わる」という諺がある。デジタル時代の今では、5年もすれば社会が一新している。それでもなお、もはや存在すらしていない75年前の親日派を探し出し糾弾するとは、時代錯誤も甚だしいと言わざるを得ないだろう。

2020-08-26 3面
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