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最終更新日: 2020-09-16 00:00:00
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2020年08月15日 00:00
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文明的視点から韓日の葛藤を考察
米国との同盟を礎に自由を守る連帯を

 文明史の観点から、軍国主義日本の植民地である韓半島と、解放された今の韓半島では、どちらが良いのかという問いを掲げてみることもできそうだ。封建世襲全体主義の北韓は、日本の植民統治時代よりひどいのは明白だ。日本が敗戦した1945年8月、韓日は置かれていた状況が全く違った。日本の当面の目標は戦災の復旧、つまり戦争で破壊される前(過去)への復旧だった。一方、失敗国家だった朝鮮王朝へ戻れなかった韓半島は、未来を選択するのみだった。

感情に左右されず立場や環境の違いに目を向ける

 現在、韓日関係は悪いが、その悪い理由を聞いてみると、大体「相手が気に入らない」というあいまいな理由だ。要するに、誤解か、感情の衝突だ。個人的に気持ちのよくない経験もあるだろうが、多くの場合、自分の経験や判断というより、メディアによって情報を得ているのだ。それでは、主に問題点や悪い点を探し取材して伝えるメディアの報道姿勢に問題がある可能性があり得る。
いずれにせよ、一部では相手に対する嫌悪をイデオロギー化する状況に至った。これは深刻なことだ。健全な社会を維持するためにも、正さなければならない。
 現状(問題)を正すためには、冷静な判断が必要なのは言うまでもない。自らを客観視する努力も必要だ。韓日は置かれた状況が全く違う。状況が異なれば、対象と現実が違って見えてくる。
まず日本は、この75年間に戦争がなかった。戦争を意識しながら生きる国と、戦争を考えなくてもよく、戦争に反対しながら暮らせる国が同じであるはずがない。韓国でも、軍隊に服務した人と軍隊に行かなかった人とでは様々な面で異なる。韓国は75年間、戦争に直面してきた。分断のため韓半島で亡くなった人は700万人を超える。
これから韓日両国(両国民)の命運は、米中戦争の結果に大きく左右されるが、米中戦争を見る韓日両国民の視線はかなり違う。おそらく台湾、香港、ウイグルで生きる人々が見る米中戦争も、同様にかなり違うはずだ。
米国との同盟を共有する韓日両国が米国の戦争(米中戦争)を見る観点と評価が違うなら、これは一致させるべき問題なのか、そうではないのか。このことを考えるだけでも、立場や環境が異なる問題を単に好き嫌いの感覚で対応してはならないことが分かる。
以前、韓日は自由民主主義、法治、市場経済などを共有しているとよく言われた。だが、最近は外交辞令でもそんな話は聞こえてこない。では、表現を変えてみよう。価値と制度はさておき、韓日両国民の間に、今の文明を共有しているという意識はあるのだろうか。その答えを出す前に、歴史を振り返ってみよう。
55年前、韓日国交正常化のとき、韓国は生存のため戦っていた。生存するために日本との国交正常化が必要だったのだ。韓国国会が、朴正煕政府が推進した「ベトナム戦争への戦闘部隊派兵動議案」を通したのは1965年8月13日、韓日基本条約批准動議案を通したのは翌日の14日だった。
国交正常化に対する日本側(主に官僚)の姿勢は、戦後処理という事務的な要素が強かった。韓国は戦いながら国家を建設せねばならない切迫した状況だったが、日本は植民地宗主国として問題を対処した格好になった。
45年8月、韓半島が帝国日本から分離された後、韓日間に国民的衝突が何回かあった。まずは、日本が米国の占領下の52年に李承晩大統領が独島を含む「李承晩ライン」を宣言したことだ。そのため今日、多くの日本人は、韓国の建国大統領である李承晩を嫌っている。
次にその7年後、日本は在日コリアンを赤十字事業という形でスターリン主義国家の北韓へ送還する事業を開始した。韓国人の立場では、日本の行動は反文明の暴挙だった。全国民が日本の蛮行を糾弾した。北送事業は、韓日国交正常化の後も19年間続けられた。韓国の保守右派は日本に対して拭えない不信を持つようになる。植民地支配を問題視するのではない。戦後及び65年の国交正常化後の日本の行動が問題なのだ。日本社会は、このことを全く理解していないと言ってもいい。
両国の国民的衝突は、国交正常化後も断続的に起きた。73年に発生した金大中拉致事件は、国交正常化後の両国関係を冷え込ませた。翌年に金大中拉致への報復として、朝鮮労働党日本支部(朝鮮総連)が送った刺客(文世光)による朴正煕大統領暗殺が恣行される。その過程で大統領夫人が暗殺者の銃で撃たれ死亡した。日本の当局は、この大事件の背後を立件すらしなかった。日本側にも金大中事件に対する報復の感情があったのかと思えるほどだ。平壌側は金大中事件を利用して韓日両国の安保協力体制の瓦解に成功し、日本を基地として大胆な工作を展開することになる。
結果的に言えば、李承晩大統領への憎悪が、日本の韓半島戦略・外交の土台を狂わせたのだ。李承晩を嫌うあまり、大韓民国の敵である北韓を助ける事態や南北等距離外交を追求した。
日本社会は、第2次世界大戦でスターリンに徹底的にやられたにも関わらず、自らを欺きながらも、在日コリアンをスターリンの忠犬のスティコフが作った全体主義の地獄へ送る北送事業を推進していった。

未来を選択した韓国 過去に引き戻そうとする現政権

 貿易摩擦などは管理可能な問題だ。しかし、文明に関する認識の差、特に朝鮮労働党の戦略戦術に踊らされ、労働党在日支部の工作に踊らされたことは自覚しなければならない。
好き嫌いの気持ちを基準とすれば、韓日関係は悪くないときがない。日本は韓国の歴代政権に対し、特にソウルオリンピック後の第6共和国のすべての政権に対して報復措置をとってきた。目立たないようにしただけだ。98年1月23日、金泳三大統領の退任の前に漁業協定の破棄通告をした。経済危機に陥った韓国に対して取った冷酷な措置だ。
 米国は中共に対する戦争を宣言する際に、米国が犯した過ち(中国共産党をフランケンシュタインにしたことなど)を認め、冷静に反省した。幸いなことに、韓国には反日種族主義を克服しようという運動を行う知識人が増え続けている。もちろん、反日を仕事として、人生の目的とする者らもいる。冒頭に韓国は1945年8月に未来を選択したと言ったが、過去のことにばかり関心を持つ文在寅のような勢力が韓国社会を過去に引き戻そうとしている。
現在の韓日関係は、両国が文明史の観点からお互いを見つめ、理解しようとする努力が決定的に欠けている。残念な話だが現実だ。韓国には反日を助長する、平壌や北京の反日代理戦争までする勢力がある。日本社会にも排他的に反韓を助長する勢力がおり、むやみやたらと韓国社会全体を敵に回す煽動をしている。半面、文明史の観点で教養を説く努力はあまり見られないようだ。
そもそも、アジアには自由民主主義の伝統がない。韓国で育っていた自由民主主義が、分断75年の積弊が生んだフランケンシュタイン・文在寅集団によって圧殺されている。韓国の保守右派は、中共の傀儡である怪物・フランケンシュタインと戦っている。
共通の同盟国である米国が中国共産党との文明の戦争を宣言した今、韓日両国は米国とともに侵略的全体主義の中共を無力化する戦いに乗り出さねばならない。真実と自由を守る韓日両国の有志たちは、連帯して香港人の自由革命(時代革命)を支援しなければならない。台湾の独立を支援しなければならない。ウイグル人を救わねばならない。
日本も米中戦争に臨むトランプ政府のように、韓国民と大韓民国の左傾化をけん引する勢力を区分、分離すべきだ。韓国に対する制裁や報復ではなく、自由民主体制を破壊する者らを特定して制裁措置を講じるべきだ。
日本社会の知的風土が、自由民主体制を破壊する者らに寛大だった時代があった。特に少なからぬメディアが、文明を破壊する者に寛大なのが自由民主体制であるかのように報道し洗脳してきた。自由民主体制を破壊する目的で「自由」を悪用する者に、断じて「自由を破壊する自由」を許してはいけない。
韓日両国は未来のため、共に文明史的な観点から考えた枠組みと基準へと、これを変えていかなければならない。個人の尊厳と自由を尊重する人なら、国籍より真実を追求しなければならない。私たちの子孫を、嘘や煽動に騙されない文明人に育てることを、教育の目標にしなければならないと考える。

写真上:建国以前から戦争中の韓国は、ベトナム戦争に派兵したことで韓米同盟を確固たるものにした。朴正熙大統領が1966年10月、南ベトナムを訪問、韓国軍を視察した。延べ30万の兵力を派兵した韓国軍は独自に作戦権を行使した

写真下:1959年から25年続けられた在日コリアンの北送。韓国人に戦後日本への拭えない不信を残す

2020-08-15 4面
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