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最終更新日: 2020-08-10 19:12:58
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2020年07月15日 00:00
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フジ「とくダネ!」が中国の「臓器狩り」を美化
中国の国家犯罪を看過・宣伝する日本メディア
三浦小太郎(評論家)


すでにインターネット上では話題になっているが、6月16日に放送されたフジテレビの番組「とくダネ!」において、来日していた中国人技能実習生が心臓病にかかり、彼女を救うために日本の藤田医科大学病院が尽力、さらには中国領事館が彼女一人のためチャーター便を出し、かつ中国武漢(!)で心臓移植手術を受けられることになった、という報道が「美談」として報じられた。
この報道で許しがたいのは現在、中国における臓器移植は、法輪功修練者やウイグル人など各民族の臓器が、本人の意思とは無関係に移植の対象とされている危険性に全く触れていないことである。それどころか、この女性と藤田医科大学病院を数カ月前から取材してきたというジャーナリストの伊藤隼也氏は、番組内で次のように語っているのだ。
「小倉アナウンサー:彼女を武漢に送り届けたということは、中国武漢のほうが移植手術がやりやすいということなんですか」
「伊藤隼也:やはり武漢は非常に移植の待機時間が短いんですね。それで、日本と違って数カ月待てば、残念ながら日本と違うという点はあるんですが、移植ができるという現実があります」「本当に日本でもまだまだいろいろな取り組みが必要だと思っているのですが、実際問題、中国と比べると日本はそこに関しては残念ですが、いわゆる十分ではない環境ですね」
しかも、同番組内で某タレントが「もともと心臓病に罹患する方の割合というのはあまり変わらないと思うんですけど、そこまでドナーの数に差がある根本的な理由はなんなんでしょうかね?」というもっともな疑問を呈しているのに、伊藤氏はこう答えるのみである。
「日本と制度が違うとか人口がすごく多いとか、さまざまな理由があるのですが、やはり移植に対する国の考え方そのものとか国民のいろいろな考え方が違うので、これは一概に比較はできない」
これは「制度」の問題でも「人口」の問題でもない。確かに、中国臓器収奪リサーチセンター(本部・ニューヨーク)の報告によれば、中国の病院で臓器移植の手術を受ける患者の待機時間は平均で1~4週間。最短では数時間で適合臓器が見つかることがあるとされる。この番組に登場した中国人医師も「中国での心臓移植待機期間は平均1カ月から2カ月」と語っている。しかし、なぜこれほど迅速に臓器が見つかるかと言えば、それは中国において政治犯や法輪功修練者などの囚人たちが、強制的な「臓器狩り」に遭っている事実と隣り合わせなのだ。
2013年12月の欧州議会では「中国で良心の囚人から、合意なく、系統的に国家容認のもとで臓器狩りが行われている」との報告への懸念を表明、即刻停止することを求めている。また16年6月のアメリカ下院議会においても、同様の強制臓器狩りに対する抗議声明が出されており、イスラエル、イタリア、スペイン、台湾、そして韓国などでは、中国における臓器移植が、囚人から同意なく行われている危険性から事実上禁止されている。
このような事実を完全に無視した上で、中国における臓器移植を美談として取り上げ、しかも「日本の臓器移植の待機者はいま1万4000人以上いるんですね。実際、そのうちの2%ぐらいの方が平均3年1カ月近くお待ちになっている」(伊藤氏)状況下でこのような番組を放映すれば、待機者にどのような期待や誤解を与えてしまうかを製作者は考えもしなかったのだろうか。中国の国家犯罪を看過し、かつその事実上の宣伝役を務めるのは、まさに共犯行為に他ならない。

2020-07-15 4面
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