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最終更新日: 2020-07-08 00:00:00
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2020年07月01日 00:00
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東京測地系→世界測地系 コロナ下の南北関係
失業者増が韓国経済の不安材料

 韓国政府・企画財政部は、経済動向報告書(グリーンブック)6月号で、最近の韓国経済について、「新型コロナウイルスの影響で不確実性が続いているが、内需縮小のペースが緩やかになり、雇用の減少幅が縮小するなど、実体経済の下振れリスクはやや軽減されている」との見方を示している。
前回、5月号では「下振れリスクが拡大している」と判断していたものを改善している。
これはやや楽観的な見方と映るが、新型コロナウイルス問題も一定の鎮静化を見せ、また、韓国にとって最大の輸出国・中国本土の経済活動再開の動きなどを見ると、一定程度の理解ができる。
ただし筆者には、韓国では5月の新規失業者数が1999年の統計開始以来で最多を記録している点は気に掛かり、予断を許さない状態にあるとの認識をしている。
この点が、韓国政府の見通しが、楽観的と映る最も大きなポイントである。
新規失業者数とは、失業者のうち求職期間が3カ月未満の人を指すが、韓国政府・統計庁の求職期間別失業者統計によると、5月のこの新規失業者数は前年同期比10万7000人増えて、73万5000人となっている。新規失業者数は99年6月の統計開始以来でもっとも多くなり、増加率も5月としては過去最悪となった。
アジア通貨危機後の99年6~8月には休職期間3カ月未満の失業者が70万人以上を記録、世界的金融危機当時の2008~09年にはそれまで40万人台だった新規失業者数が60万人台に増えるなど危機が訪れるたびに失業者が急増しており、今回は特に新型コロナウイルスによって韓国の実体経済を痛めている様子が雇用の面からうかがえる。
潜在失業者、特に若年層の潜在失業者数は更に多く、懸念されている。
このような韓国経済の状況下、北朝鮮の動きによって、南北関係も大きく揺れていることは連日報道されている。
ここで認識しなければいけないのは、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の実妹である金与正・党第1副部長の動きである。 金与正氏は6月13日、「遠からず、無用な北南共同連絡事務所が跡形もなく崩れる悲惨な光景を見ることになるだろう」と表明、これを朝鮮中央通信が報じた後に、南北関係に関する状況が大きく変化した。
最近になり突然、政治的リーダーとしての存在感を強めている金与正氏と、その叔母の故・金正日総書記の妹で、なによりも北朝鮮建国の祖である金日成首領の娘である金敬姫氏の、与正氏の後見人としての復活を見ていると、北朝鮮現政権は「血統の大切さ」を前面に出してきているものと思われる。「金ファミリー帝国の維持」に向けた動きとも見られる。
北朝鮮政府は、「北南関係は既に収拾できないところまできた!」との談話を発表、南北融和を進める文大統領率いる韓国を脅しても不利益は少ない中、韓国の譲歩を得るための北朝鮮の脅し外交は続いた。
そして、韓国側による金正恩体制の批判ビラの散布問題を巡り、北朝鮮・開城に建設されていた南北共同施設の爆破、破壊に踏み切り、金与正氏は「有言実行の指導力のある人物である」ということを内外、特に北朝鮮人民に示す動きに出た。
更に、北朝鮮の朝鮮中央通信は、追加の対抗措置として、「大規模な対南ビラ散布闘争の準備を本格的に推進する」との記事を掲載した。
この点については、朝鮮労働党中央軍事委員会の予備会議が6月23日に開かれ、朝鮮人民軍が6月17日に表明した四つの軍事行動計画をいったん、「保留にした」と発表、詳しい議論の経過は明らかになっていないが、北朝鮮による韓国やその背後にいる米国などへの揺さぶりに余念がないように映る。
(愛知淑徳大学ビジネス学部ビジネス研究科教授 真田幸光)

2020-07-01 2面
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