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2020年06月17日 00:00
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【BOOK】「わたしに無害なひと」(チェ・ウニョン著/古川綾子 訳)
誰も傷つけたくなかった…過去に潜む痛みと後悔、差別と葛藤を綴る短編集

 これまでの人生を振り返ってと、もしリクエストされたなら、何歳の自分を思い浮かべるだろうか。本書には、7編の「あの頃の記憶」が綴られている。
高校時代にかけがえのない友人と信じる相手に出会い、相手との距離感を見失って葛藤を生み出してしまう。似たような経験は誰もが持っているといっても差し支えないだろう。そして誰かといても容赦なくやってくる孤独との戦い、折り合いの日々。それをどう収めてきたかは、きっと自分だけが知っている。
大人の矛盾に子どもが気付くのはいつ頃からか。子どもが無条件に親を許す年齢はいつまでか。子どもだけが感じることができる限りない悲しみや心細さから目をそらさず問いかける著者の言葉は、そうした時間を通り過ぎてきたはずの大人たちを捉えて離さない。
近所の仲良しだった子の家庭と自分のそれとを比べるとき、「あの子よりも恵まれた境遇にいるのだと自分自身に確認させたがっていた」という主人公の思いは、ほろ苦い思い出とともに共感せざるを得ない。
「わたしに無害なひと」は作品名ではない。このタイトルは著者の願望であり、乗り越えるものでもある。心の内のさらに内側をしつこく求めてくる短編集である。
亜紀書房刊
定価=1600円(税別)

2020-06-17 6面
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