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最終更新日: 2020-07-01 00:00:00
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2020年05月27日 00:00
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【映画】『さらばわが愛、北朝鮮』(韓国)
ソ連に亡命した北朝鮮青年の足跡

金日成批判を行った彼らは、当局から目を付けられる©822Films+Cinema Dal

 韓国映画は「北朝鮮」をどう描いてきたか。韓国映画史を語る時、大きなテーマの一つである。カン・ジェギュ監督『シュリ』(1999)では壮烈なアクションシーンが展開され、韓流シネマブームの先駆けとなった。韓国のドキュメンタリー映画は劇映画と異なり、比較的忠実に北朝鮮の実相を描写してきた。近く公開予定のキム・ソヨン監督の本作は、中央アジアから朝鮮半島の過去と現在を照射した映画である。
朝鮮戦争後、8人の北朝鮮青年がモスクワに映画留学した。1956年、「スターリン批判」「金日成批判」が始まると、彼らはソ連亡命の道を選んだ。映画は生前写真と生存者(撮影当時)の証言映像からなる。カザフスタンなど異郷の地に生きた生涯を記録したフィルムであり、母国への慕情を語る言葉は、時空を超えて見る者の胸を打つ。
8人は一様に名前を「真」と称し、「八真」とも呼ばれた。その中でホ・ウンベ(許真)は、林隠の名で書いた『北朝鮮王朝成立秘史―金日成正伝』(日本語訳1982)の著者として知られる。冷戦崩壊以前、北朝鮮の真実を明らかにした貴重な書籍だった。
映画監督としての仕事が注目されるのは、カザフスタンで『龍の年』などの作品を監督したチェ・グギンである。この映画はカザフ当局の要請によって作られた反中国映画だが、中国のウイグル人弾圧を告発する内容であり、今日的観点から見ても歴史的意義がある。
韓国で6月公開予定の映画『金日成の子供たち』(キム・ドギョン監督)は、東欧各国に残る豊富な記録映像と、新たに撮影した証言映像を編集した映画だ。歴史に疎い一般人にも理解しやすい内容になっている。
ポーランドなど東欧5カ国には朝鮮戦争後、北朝鮮から移送された朝鮮戦争の戦争孤児が約1万人もいた。彼らも「スターリン批判」以後の動乱に巻き込まれ、北朝鮮に強制帰国させられた。同行の朝鮮人教師と結婚した東欧女性は、生きながらにして引き裂かれた。その悲痛な思いを語る彼女の証言は、東欧にも「離散家族」がいたことを示すものであり、同世紀を別の場所で生きてきた者として涙なしでは見られない。
二つの映画に共通するのは、北朝鮮の独裁者に対する静かな告発である。最近の韓流ドラマ『愛の不時着』は、金正恩や核開発、人権問題を回避して製作された。虚飾に満ちた南北ドラマがなぜ韓国で作られるのか。前述ドキュメンタリー映画を見るうちに、観客はその回答を得られるに違いない。

(下川正晴 毎日新聞元ソウル支局長)

公開=今夏から新宿K,scinemaでロードショー予定、全国順次公開。
公式HP=http://www.pan-dora.co.jp/goodbymylovenk/

2020-05-27 6面
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