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最終更新日: 2020-09-16 00:00:00
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2020年04月22日 00:00
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4.15総選挙 野党惨敗 
文政権不支持者も未来統合党に厳しい審判

 反文在寅野党惨敗の結果となった。15日に行われた第21代国会議員総選挙で、未来統合党は前代未聞の大敗を喫した。国会で多数派となった与党・共に民主党は、これで改憲以外の法制定を意のままに通すことが可能となった。このような事態に陥ったのはなぜなのだろうか。有権者が文在寅政権の失政に目をつむり、保守に背を向けた背景を探る。(ソウル=李民晧)

野党103議席にとどまる

政治バランス感覚の崩壊

政治専門家の多くは、今回の総選挙はどう転んでも野党に有利な構図であるとみていた。少なくとも3月初旬頃までは「負けたくても負けられない選挙」と揶揄する声さえ上がっていた。実際、歴代総選挙では野党が勝利するケースがはるかに多かった。政権審判論が訴求力を発揮していたのだ。韓国の有権者たちは、執権勢力をけん制する対抗馬としての野党を好む傾向にあった。

 しかし、いざフタを開けてみると、韓国人の伝統的な政治バランス感覚が完全に崩壊していることが明らかとなった。国会議員300議席中、与党が180議席(共に民主党163、共に市民党17)を占め、保守系を代表する野党は103議席(未来統合党84、未来韓国党19)の獲得にとどまった。
当初、第1党獲得への期待が高まっていた保守系は、なぜ敗北したのだろうか。  
第一に、未来統合党は有権者を引き付けるようなイシューを打ち出せず、そのような努力もみられなかった。武漢コロナウイルスに関する文在寅政権の失策は明白だった。感染拡大の初期に中国からの入国を制限せず、一時期は世界2位のコロナ感染国との汚名を着せられ、マスクの供給不足で国民に不便を強いる結果となった。
しかし、未来統合党はそれでもコロナイシューの活用に失敗した。「文在寅の大統領立候補時の公約『一度も経験したことのない未来づくり』とはマスク行列のことか」という揶揄を1カ月以上続けた。それもマスク供給の増加に伴い、人々の関心は急速に遠ざかった。状況の変化にも関わらず、野党は政府批判に固執するあまり、独自のコロナ対策を打ち出したり、関連法案を発議したりという政権を目指す党としてのあるべき姿を示すことが全くできなかった。

◆66・2%の高い投票率
 
それだけではなく、指摘すべき執権与党の失政はいくらでもあった。韓米日の同盟関係は危機に陥り、北韓のミサイルによる挑発にも一貫して反応を示さず、中国はひたすら韓国を無視していた。曺国・前法務長官に代表される執権勢力の道徳性を問う事件もあった。
有権者は、曺国ら586運動の流れを汲む執権勢力の「ネロナンブル(自分にとってはロマンス、人がやれば不倫)」など、彼らの特権を利用した数々の不正に憤っていた。選挙直前には、青瓦台が蔚山市長選挙に介入したという深刻な不正疑惑事件まで発生した。
このように、執権与党による数々の失政が表面化したが、野党はこうした敵失を一つたりともイシュー化させることはできなかった。未来統合党は、コロナ問題での無策ぶりと同様、「授権政党(権力を託せる政党)」としての対案をアピールすることが一切できなかったといえる。
野党が打ち出した「文在寅=左派独裁論」も訴求力が弱かった。若年層のほか、40~50代の壮年層すら説得できなかった。地域別では首都圏、性向では中道や無党派層らは目もくれない論理だ。それは70~80年代を連想させる「反共フレーム」として映り、有権者に現実とかけ離れた陳腐な印象を与えた。
一方、4・15総選挙は保守と左派の両陣営における対決となった。66・2%という投票率は、1992年の総選挙(71・9%)以来28年ぶりの高さだった。投票率の高さは、両陣営の総力を最大限結集して展開した選挙だったことを示している。この総力戦で、保守政党は300議席のうちわずか34・3%の獲得にとどまった。
保守政党は2016年総選挙、17年大統領選挙、18年地方選挙、そして今回の第21代総選挙まで、全国レベルの選挙で4連続の敗北となった。3回にわたる先の選挙でも、対案と希望を明示することができなかった。公薦時の対立といった内部の不協和音を露呈して負けた。今回もまた、「最悪の公薦」と「公薦翻意」等の問題を巡り内輪もめを露呈してしまった。韓国社会において、もはや保守は対立主流ではない。当選者数34・3%という数字がそれを如実に物語っている。
韓国社会において、これまで「保守」は多少の難点はあったものの「国政に秀でた政治勢力」という暗黙の了解があった。それが完全に崩壊した。保守が勝とうとするならば、有権者らが望むことを見定め、対案を提示することができない限り勝利は期待できない。統合党は李明博の執権期に起こしたニューライト運動のようなキャンペーンも行われなかった。理念に無関心な有権者を保守に引き込む努力がなかったのだ。
有権者は、今回も自ら「次悪」と信じる道を選んだ。総選挙の取材中、最も多く聞かれたのが「文在寅は嫌だけど、統合党はもっと嫌」という意見だった。全国70カ所以上の選挙区でギリギリの対決が展開され、3分の2の地域で統合党が敗北した。数百票差で当落を分けた地域もあったが、有権者たちはそれでも統合党の対立候補を選んだのだ。

2020-04-22 3面
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