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最終更新日: 2020-02-19 00:00:00
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2020年01月29日 00:00
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夜間中学に学ぶ多文化共生
大阪市立天王寺中学校夜間学部

 貧困などさまざまな事情により、義務教育である中学校に通えなかった人たちが夜間中学で勉学に励む姿が見られる。
大阪における先駆け的存在が、大阪市立天王寺中学校夜間学級だ。昨年50周年を迎えた。

太鍾榮さん(65)も5年前、天王寺夜間中学で学び、現在、大阪市立都島工業高校電気科に通う2年生だ。
太さんは、ソウル特別市の北に位置する京畿道議政府市の出身で、日本人女性と結婚し渡日した。

当初は旅館などで働いたものの、日本語を全く理解できず、学歴がない悲哀が身に染みる生活だった。新たな職を求めて大阪に転居、妻はそのまま城崎に留まったので、単身赴任という形になった。

大阪市生野区に居を定め、鶴橋界隈の飲食店で働くこととなった。
韓国語で不自由なく生活ができ、日本語も勉強できる環境となり、心の余裕も生まれ、天王寺中学夜間学級で学ぶ身となった。明るい性格で、学友にも恵まれ、夜間中学存続の闘争やデモにも参加した。

東大阪市文化創造館で夜間中学校を卒業した人たちの同窓会ともいうべき「夜間中学生歴史砦・夜間中学卒業者の会」が発足し、太さんも率先して参加した。天王寺夜間中学校の同窓会の集いにも積極的に参加している。

夜間中学は当初、在日韓国・朝鮮人が圧倒的に多く学んでいたが、国際化が進むにつれて、中国やベトナム出身の生徒が韓国・朝鮮籍の人よりも多くなり、まさに多文化共生社会の場となっている。(韓登)

2020-01-29 4面
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