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最終更新日: 2020-02-19 00:00:00
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2020年01月16日 00:00
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【映画】『スウィング・キッズ』(韓国)カン・ヒチョル監督に聞く
分断国家の問題を真正面から見据えるダンスと音楽の映画

カン・ヒチョル監督
 2008年に『過速スキャンダル』でデビューして以来、『サニー 永遠の仲間たち』(11年公開)などで日本でも人気を博したカン・ヒョンチョル監督の4作目『スウィング・キッズ』が2月に公開される。映画製作やキャスティング、選曲における監督の思いをインタビューした。

 私が住む国は未だに分断国家です。そこに暮らす国民として、理念の問題には常に関心がありました。そして、なぜ自分たちの国は二つに分かれているのかという問題を正面から見据えた映画を作りたいと考えていました。一方で、ダンス映画を撮りたいという夢も持っていました。「戦争が終わり盛り上がる曲でダンスを踊る」というシチュエーションが常に私の中にありました。あるとき、韓国ミュージカル『ロ・ギス』を見て「この話だったら自分が撮りたいことの組み合わせが可能だ」と即決しました。
今回出演してくださったみなさんは、私の頭の中からそのまま飛び出してきたように、一人一人がみんな適役だったと思います。

■ロ・ギス役(ド・ギョンス)
青年と少年の中間にいるようなイメージで、目にエネルギーがあふれている人を探しました。加えてダンスの上手い人、そういう意味で彼は完璧でした。

■ヤン・パンネ役(パク・ヘス)
今の時代を生きるおばあさんたちにプレゼントしたいという気持ちで選考しました。これまで自分を捧げるように一生懸命生きてきたおばあさんたちにも夢があったと思うんです。彼女らの夢を叶えられるような、そんな女優さんはいないかと考えました。パク・ヘスさんは実際、K―POPスターのオーディション番組で勝ち抜いて、歌手としても女優としても夢を一つ一つ叶えている状況でしたので、当時を生き抜いてきたおばあさんたちの心を代弁するような役にぴったりだと思いました。

■シャオパン役(キム・ミノ)
中国人になりきっていましたね。彼は高校時代ダンサーだったのですが、あいにくと太ってしまって。けれどもそのおかげでこの役にぴったり合う容姿になったともいえます。演技の感覚が豊かな俳優さんで、彼のおかげでこの映画が作れたと言っても過言ではありません。

■ジャクソン役(ジャレッド・グライムス)
この役は、残されたもの、捨てられたもののイメージです。口数が少ないだけに、表情で多くのことを語れる俳優さんでなければならず、悲しい表情をもっていることも重要でした。タップダンスに関していえば、宇宙一じゃないですか?

■カン・ビョンサム役(オ・ジョンセ)
ビョンサムはユーモラスであり、悲しみを湛えていて、哀れみも持っている、そういういろいろな面を自由に行き来しながら演じなければいけない人物でした。実はオ・ジョンセさんとはかなり親しい友人でもあります。出演者を一つにまとめてくれたのが、オ・ジョンセさんでしたね。出演者やスタッフからもたくさん愛されました。この現場に限らず、どの現場でもそういう話を聞きます。ダンスはもともと得意ではなかったはずですが、今回体つきが変わるほど一生懸命頑張ってくれました。

2月21日(金)からシネマート新宿ほか全国ロードショー©2018NEXT ENTERTAINMENT WORLD & ANNAPURNA FILMS. All Rights Reserved.

 映画で流れる音楽も重要だと考えています。実は、この映画のラストの方で不幸なことが起こります。しかし、不幸なままで終えることは望んでいませんでした。不幸なことはあったけれども、希望は続くんだよということを伝えたいと思いました。自分たちを対立させた勢力に立ち向かっていった彼ら・彼女らが、最後はダンスをしていた時の幸せな、そして自由な姿で記憶されるように終えたいと願いました。そのような意味を持つ曲として、特にビートルズの「フリー・アズ・ア・バード」などは最適だと思いました。

 映画には、時期があると思います。タイミングのようなものが。そして「このような映画を撮りたい」と思っている時に、実際に映画が撮れるようになるというのは運のいい監督だと思います。そういう意味で、私は運に恵まれていると思います。

カン・ヒョンチョル 1974年生まれ。映画監督。主な作品『過速スキャンダル』(08年)、『サニー永遠の仲間たち』(11年)、『タチャ~神の手~』(14年)。本作は、戦争の時代にダンスで幸せをつかもうとした人々の物語。

2020-01-16 6面
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