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最終更新日: 2020-07-08 00:00:00
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2019年12月11日 00:00
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【絵本】「韓国から世界へ~共感と分かち合い~」
国際こども図書館が都内で講演会

 韓国で初めて絵本が出版されたのは1946年。以来70余年、今では世界から注目を集める韓国絵本について、絵本専門家による講演会が1日、国際子ども図書館主催で行われた。会場となった子ども図書館研修室には定員100人を上回る160人が参加した。

会場には両講師が持参した絵本や、国際子ども図書館で所蔵している絵本が展示された

◆韓国絵本の70年
はじめに、1995年に韓国初のこども専門書店「童話の国」を設立したジョン・ビョンギュさんが、韓国絵本の歴史を創成期(46年~)、第一世代(80年~)、第二世代(95年~)、第三世代(2011年~)に分けて解説を行った。
韓国絵本の第1号は、1946年に出版された『わたしたちのむら』(ウルユ文化社)だ。画家チョ・ビョンドクの絵と、詩人チョ・ジフンの詩によるカラー版の刊行物だった。まだ絵本というジャンルはなく、この本では絵と詩を同時に見ることができるという点で画期的だった。60年代に入ると、文藝書林の絵本シリーズ『沈清傳』など、古典を題材とする絵本が出版されるようになる。韓国において、大衆的な子ども向け絵本が登場した時期である。
続く第一世代では、絵が挿絵としての役目から独立した一つのジャンルとなった。82年、『牛飼いと織姫』で金教満氏が野間国際絵本原画コンクールで佳作に入選。韓国作家として初の国際コンクールでの受賞となった。
90年代には、第二世代と呼ばれる専業絵本作家が登場する。自ら文章を書き、絵を描いて絵本を作り、原画展や講演などの活動を積極的に行った。
そして今日の第三世代は、幼児期に絵本を読んで育った世代だ。パンダル、ポムポム、絵本製作所など絵本専門出版社も登場した。2015年には、絵本のノーベル賞と言われるボローニャ・ラガッツィ賞において韓国絵本がフィクション、ノンフィクションなど5部門すべてに入選するという韓国初の快挙を成し遂げる。
「今は絵本とイラストレーター、絵本専門出版社、そして読者である子どもたちと大人が共に歩む時代になった」とジョン・ビョンギュさんは締めくくった。
続いて、絵本専門出版社であるサン出版社代表で、韓国初の絵本雑誌『絵本想像』を創刊したチョン・サンヒョンさんが韓国絵本の現在と未来について講演を行った。

◆新しい傾向と
現在は、専門学校や大学の中に絵本創作教育機関ができ始めている。また、アニメーションやマンガを専攻していた人たちが絵本作家に転向するケースも見受けられるようになった。子どもたちが絵本に接する機会も増え、全国14カ所に子ども専用図書館が開館している。
絵本のテーマや素材、表現方法が多様化しているとチョン・サンヒョンさんは分析する。読者層は必ずしも子どもだけを対象としているものではなく、大人が楽しめる作品も多くなった。また出版には向かないとされた作品でも、作家自らが個人の展示会やワークショップ、芝居などを通じ、独自に発表する場を設けるケースも見られる。つまり、出版社や国内の市場に頼らない動きが顕著になっているのだという。
「絵本の本質は芸術を通したコミュニケーションであり、共感であり、分かち合い」だとするチョン・サンヒョンさんは、絵本による韓日交流が深まることを期待している。

 

2019-12-11 6面
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