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最終更新日: 2020-01-22 00:00:00
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2019年11月07日 00:00
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北送事業の過ちを指摘 『坂中英徳・在日朝鮮人政策を語る』

 本書は、東京入国管理局長などを歴任し、現在は移民政策研究所所長である坂中英徳氏がこれまでに発表した在日朝鮮人問題に関する論文を編纂したものである。それは在日朝鮮人政策史であり、在日同胞を含む日本社会が今後なすべき道筋を示す手引書でもある。
本書の後半は、1959~84年に北韓へ移住した在日同胞9万3340人(日本人6800人を含む。本書では「北朝鮮帰国者」または「帰国者」と表記)の問題を論じている。この問題が解決できていないのは、在日同胞に「帰国者」も日本にいる家族も同じ被害者という認識と、民族が一丸となって問題の解決を目指す志が欠けていたためであり、北韓の問題に腰が引けていた日本社会も同罪だと指摘する。
坂中氏はまた、急速に少子高齢化が進む日本にとって移民の受け入れは必定であり、そのカテゴリーの一つとして「北朝鮮帰国者」を考えるべきだとし、これが日本の未来を左右する課題だと主張する。

2019-11-07 5面
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