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2019年11月07日 00:00
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「ワッソ」歴史韓流のタイムマシーン
韓日の懸け橋として…一方で政治的影響も

 大阪の難波宮跡公園で3日、例年通り「四天王寺ワッソ」が開催され、延べ3万人が参加した。今年も難波宮を舞台に東アジア諸国と日本の交流を再現したパレードが行われた。昨年と比べて観客数が減少したものの、韓日と在日同胞の合作であるワッソは、両国の懸け橋として希望を与えてくれた。

韓国語で「来た」という意味の「ワッソ」のかけ声が響いた

 「歴史韓流」の一大イベントである大阪「四天王寺ワッソ」(以下「ワッソ」)。今年も例年通り11月の第1日曜日(3日)、大阪中央区の難波宮跡公園で開かれた。
「ワッソ」は、在日同胞を含む韓国人にとって、韓民族としての自負心と自らのルーツへの想いを彷彿とさせる。日本人にとっては、国際交流の拠点・大阪の悠久の歴史を再現する場だ。今年はしかし、例年に比べて観客数が減少した。韓日両国間にある政治的葛藤が露わとなった格好だ。

 最も残念なのは「ワッソ」創立の主役である在日同胞の参加が少なかったという点だ。在日韓国人社会の求心団体を自任する民団からは、中央本部団長はもちろん、大阪団長ですら姿を見せなかった。現場を訪れたのは、京都民団の団長と役員たちだった。
韓国政府からは文在寅大統領が祝辞(呉泰奎大阪総領事代読)を寄せていた。しかし、日本の安倍首相は、ワッソの伝統となっていた祝辞を寄せることはなかった。

こうした事態を受けてか、現場からは「民間による韓日市民の祭りが政治的影響を受けているようで残念だ」との声も聞こえた。
一方で、揺るぎない事実もあった。「ワッソ」は韓国人と日本人、そしてこの祝祭を創設した在日同胞が共に創り上げる合作のセレモニーだという事実だ。両国の1400年にわたる交流と、韓日を繋いできた偉人たちと出会うことのできる「歴史韓流のタイムマシーン」なのだ。
「ワッソ」の現場で見た数々のシーン(写真)は、今後も韓日友好を願う両国市民の力として脈々と続いていくだろうという希望を与えてくれた。
(大阪=李民晧)

2019-11-07 4面
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