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2019年10月09日 00:00
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「樺太帰還在日韓国人」の歴史 韓日両国の明るい未来のために
在日韓人歴史資料館 土曜セミナー

 解放後、樺太に取り残された同胞の帰還事業に、長年にわたり取り組んできた「樺太帰還在日韓国人会」。会長の李義八さんと長澤秀さんが出会ったのは、今から12年ほど前になる。李さんの経験が歴史において貴重なものであると判断した長澤さんは、10年以上にわたり聞き書きを続け、1冊の本にまとめた。その内容に関するセミナーが5日、在日韓人歴史資料館で行われ、30人ほどの聴講者が来場した。
カメラが趣味だったという李さんは、日付や覚書が記載された写真を数多く所有していた。セミナーでは46枚に及ぶ写真が時代順に披露され、「樺太での同胞の生活ぶりを初めて知った」という人も多かった。
なかには北送事業反対で日比谷公園に集まったときの写真もあり、李さんは「共産圏に暮らした経験のある自分だから、北韓へなど行くべきではないと、絶対反対だった」と語っていたという。
長澤さんは「過去は現在を形作り、未来へと繋がっている。今最悪と言われる韓日関係の未来を明るいものにするために、歴史を学ぶことが大切だと思う。特に若い人には知ってもらいたい」と締めくくった。

2019-10-09 5面
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