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2019年10月02日 00:00
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日韓交流おまつりに7万人が来場
厳しい状況の今こそ交流を

迫力のテコン舞を披露した「女(ヨ)ベンジャーズ」

 毎年の恒例行事となっている「日韓交流おまつり2019 in Tokyo」が28・29日の2日間にわたって、東京都千代田区にある日比谷公園で行われた。当日は多くの人々が祭りを楽しみ、韓日関係の悪化を微塵も感じさせない雰囲気だった。

 日韓交流おまつりは今年で11回目、今年のスローガンは「おまつり11年 新たな明日へ」と題された。
今回は日韓交流おまつりの開始から10周年を迎えた昨年を超え、新たな一歩を踏み出す年として位置づけられた。韓日関係がかつてないほど悪化する中での開催となったが、スポンサー企業や会場のブースの数は例年とほぼ同じで、来場者数は過去2番目に多い約7万2000人だった。
開会式は韓国の打楽グループ「ジンミョン」と、東京理科大学の和太鼓サークル「樹」による「日韓太鼓演奏」からスタート。続いて日本側実行委員長の佐々木幹夫氏と呉公太氏、韓国側実行委員長の孫京植氏が登壇した。
佐々木氏は、「日韓関係は出口の見えない厳しい状況が続いているが、だからこそ『日韓交流おまつり』のような草の根交流に尽力すべきだ」として、民間交流の重要さを訴えた。呉氏は「国交正常化以来もっとも冷え込んでいるという声もあるが、これまでも両国で協力して困難を克服してきた。両国の信頼と友好関係を一層強固にしよう」と未来への抱負を語った。
チヂミを目当てに並ぶ来場者
 これに対し孫氏は、「韓国と日本が共に作り上げるという意味で、この行事の重要性は一層高まっている。過去10年間の成果を基に、さらに未来志向に飛躍すべきだ」と述べた。
3者の共同開会宣言の後には、南官杓・駐日大韓民国大使が歓迎挨拶を、赤羽一嘉国土交通大臣が祝辞を述べたほか、日韓議員連盟の河村建夫幹事長、公明党の山口那津男代表、福田康夫元首相ら、韓日関係に携わってきた日本の政界関係者が多数出席した。
開会式後には韓国伝統舞踊・空手演武・K―POPコンサートなど様々な演目でステージを沸かせた。会場を彩るブースには、新宿や新大久保で軒を連ねる有名店も参加。チヂミやマッコリなど、日本でも定番の韓国料理を販売した。
当日は若者から家族連れ、老夫婦まで幅広い年代が訪れた。そこには純粋に祭りを楽しみ、交流を深める人々の姿があるのみで、連日報道される関係悪化の影はない。国際交流の礎は民間から、ということを実感する2日間となった。

2019-10-02 4面
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