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最終更新日: 2020-01-22 00:00:00
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2019年08月15日 00:00
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左派支配の学界を痛打「反日種族主義」
「反日の竹槍を打ち壊し、反文在寅の竹槍を掲げよう」

 徴用工裁判を契機とした文在寅政権の「官製反日」が韓日関係を破綻に追い込んでいる。本紙は、昨年の8月に建国70周年の特集として、メディア史上初めて韓国の危機の根源である「反日種族主義克服」の問題を提起した。この預言的な記事が現実となった今、ソウルにある「李承晩学堂」が中心となった活動は、この1年間、内外に少なからぬ刺激を与えた。嘘と真実の間の熾烈な闘争のなか、真実を護る闘いは徴用工像設置に反対する集会を開催する果敢な行動に至った。以前は想像できなかったことだ。

昨年の本紙報道が現実に

 嘘と真実の戦いは、要するに良識と無知・野蛮の闘争だ。この闘争は、徴用工裁判で韓日関係が急冷却する時点で激しく衝突している。反日種族主義への批判は昨年12月以降、YouTubeを通じて多くの国民に知られ始めた。今年4月末からは日本語の字幕が付き、日本でも見られるようになった。そして先月、YouTube放送45回分の内容をまとめ『反日種族主義―大韓民国危機の根源』という表題の単行本(李栄薫氏ら6人の共著)として発行された。
慰安婦問題をはじめいかなるタブーも認めず大衆の怒りも恐れず、学者的良心と事実に立って種族主義的行動と歴史観に挑戦したこの本は、学問的姿勢からすでに古典となりつつあると言える。
著者らはこの本を、嘘をつく個人、嘘をつく社会、嘘をつく国の巨大な偽の文化陣営に向かって突進する、正しい歴史のための真実の記録と述べている。

李栄薫氏ら6人の共著。日本を絶対悪として定める韓国人の「反日種族主義」に警鐘を鳴らす
 今著は、日本植民地時代の朝鮮人の賃金差別論の虚構を指摘し、このような主張が日本の朝総連系の知識人、またいわゆる「良識的」な日本の左派知識人たちによって1960年代から始められたことを指摘している。
より具体的に1960年代以降、朝総連系の人物と日本の左派知識人たち、つまり強制徴用・強制連行と強制労働・奴隷労働を主張してきた多くの人々が、それと関連する資料を収集、それらを自分たちの名前で編纂したが、彼らが出した資料集の中にある中身を果たしてどれだけ慎重に検討したのか疑問だと指摘している。賃金の民族的差別という結論をあらかじめ決めておき、それに符合する数字を見つけ挿入した程度だと記述している。
著者を代表して李栄勳教授はこの本のエピローグ「反日種主義の業」で、韓国の精神文化の蒙昧を指摘し、種族主義勃興に言及しつつ次のように述べている。
「反日種族主義は60年代から徐々に成熟し80年代になって爆発しました。(5共和国の)自律の時代に至って物質主義が満開したのと共通の趨勢でした。反日種族主義に便乗して韓国の歴史学界は数多くの嘘を作りました。この本が告発するいくつかは、そのすべての嘘の一部だけです。嘘はまた反日種族主義を強化しました。去る30年間、韓国の精神文化は、そのような悪循環でした。その間、韓国の精神文化はますます低レベルへ墜落しました」

 この本は今、日本語に翻訳作業中だが、内容を知りたい人は、日本でもYouTubeで「反日種族主義」というキーワードで簡単に見つけて視聴できる。
では、朝総連が左派の日本の知識人たちと一緒に、これらの虚構を拡散させたのはなぜか。それに対する答えも、既に知られている。実は、反米と反日を対南工作の戦略・戦術として採択したのは金日成だ。金日成は「冠のひも戦術」という名まで作った。金日成は、甚だしくは平壌を訪問した日本人たちにまで冠のひも戦術に言及、自慢したほどだ。
一部の関係者たちが以前から「反日感情は存在しない、反日イデオロギーがあるだけだ」と喝破してきたのは、このような事情を正確に把握していたからだ。敵の戦術に協力し、踊らされるとは憐れな存在だ。

政治構図の変化促す―〝官製反日”と〝アンチ反日”の熾烈な競争

 韓国で従北・従中勢力との闘争の伝統を誇る国民行動本部は今月5日、「意図的な反日は、事実上の利敵行為」という声明を発表した。この声明の中で「大韓民国の崩壊のため、米国と日本のいずれかを離す北傀と北傀を追従する韓国内の左翼勢力の戦術(冠のひも戦術)が効いている」と指摘した。
先月出版されたこの本は、当初の予想と違って大型の書店でベストセラーとなった。つまり韓国社会にはこのような高級知識や真実の歴史を求める需要が多かったのだ。この現実は、前近代的な精神的風土の中で歴史学界を支配してきた怠惰な左翼にとって衝撃だ。彼らは、この高級知識や教養に対する国民の要求に応えなかったのだ。左派歴史学界は反日種族主義に反論する研究基盤がない。
左派学界と主体思想派(金日成主義)は、日本の過去を攻撃し、国際社会で日本のイメージを失墜させ恥を与えた。今、文在寅・主思派政権の偽善と邪悪が国内外に知られた。このとき、彼らの反日種族主義が攻撃されたのだ。
文政権と左派は当初は無視する姿勢を取ったが、韓国のメディアが114に及ぶ参考文献を収録しているこの重要な著作を紹介する書評を出さないにもかかわらず、『反日種族主義』がベストセラーになるや、著者らを威嚇している。李栄薫教授と共著者たちが危険にさらされている。ついに扇動メディアを動員して暴力的に妨害し始めた。公営放送のMBCが、その急先鋒に立った。
MBCは李栄薫教授に無理やりインタビューを強要し、これを言論の自由と言い、彼らの行動を正当化する捏造放送までした。MBCなど左翼の主張は、韓国人として本当に恥ずかしく慨嘆すべきことだとする。左翼媒体は文在寅の家族関係などは全く報道せず、タイに逃れた娘家族は追跡せず、反日種族主義の著者たちを攻撃している。

 MBC放送の暴力的な取材の直後、李栄薫・李承晩学堂校長(ソウル大名誉教授)に会って感想を聞いた。主なメディアが徹底無視する状況の中、ベストセラーとして読者の注目を集めるようになったことについては、李栄薫校長は自由右派のYouTuberらがこの本を紹介してくれたことが大きな力になったと述べた。

「反日種族主義」について講義する李承晩学堂のユーチュブ画面

 李栄薫校長は、政治家たちが反日種族主義がもたらす国家的危機を取り上げないことを嘆いた。誰の目にも「官製反日」はおかしいのに、親日派とレッテルを貼られるのを恐れて、誰も国会で文政権の政治的「官製反日」と戦おうとしない政治家の弱腰を批判した。
『反日種族主義』の本を根拠に、政府の歴史教育の間違いを追及する政治家が1人もいない風土を、李朝500年の惰性化した遺産と指摘した。これを超越する政治的大変革を遂行する課題は結局、自由右派の連帯で政治家たちに影響を与えてこそ始まると語った。
文政権が「官製反日」にすべてをかけて攻勢に出る一方で、反日種族主義の克服に共感する人々を中心に「アンチ反日」運動が現れた。「アンチ反日自由韓国人闘争本部」という組織だが、彼らは今月6日、声明を出した。
「では、日本と戦争でもするというのか」―すべての禍根は文在寅ロウソク革命政権にある。反日扇動の戦争狂たちは大韓民国を去れ!―という題名で、文政権の矛盾した言動と売国行為を指摘する長文の声明だ。
戦争でもするというのか、は元々、北側の核挑発を庇護していた従北・親北の政界と主思派運動家など、今の政権が愛用したスローガンだ。「悪い平和でも戦争よりましだ」とする。今、従北勢力が「反日」の竹槍蜂起の扇動でこれまで彼らがやってきた偽りの平和ショーの本性を現したことを痛烈に論駁している。

 特に、すべての禍根が文在寅の自称、「ロウソク革命政府」から来た。過去と現在に対する否定と断絶を意味する革命(遊び)こそ韓日葛藤の本質だ。専ら主思派の覇権強化と(来年度の)総選挙勝利のため、世界市場の分業構造の中で、輸出に生きてきた韓国人たちを「不買運動」と反市場的な「国産化」、そして「反日戦争」に駆り出していると診断している。
「アンチ反日自由韓国人闘争本部」運営委員の洪性柱氏(医師)の話を紹介する。洪氏は、自身の過去の左翼運動の経験から、主思派が彼らが夢見た世の中を実現しているのを見て驚きと恐怖を感じ、戦うことにしたと言った。
彼は主思派の延命や生存、従北政権の出現を可能にしたのは、金大中だと指摘する。金大中が大統領になるため金鍾泌と連帯(野合)したとき、主思派は驚愕し、金大中をIMFの尖兵で、新自由主義者と非難した。しかし、金大中が2000年6月、平壌に行き金正日と「6・15共同宣言」を出した後は、主思派が政権に入ることで起死回生を果たしたと証言した。つまり、金大中政権が登場しなかったら、主思派はそのまま消滅したはずと述べた。
洪氏は今後、ニューメディアを活用したネットワークの拡大を推進し、労働者像と慰安婦少女像の設置に反対する活動も展開していくと言った。

 反日種族主義の克服は政治構図の変化を刺激している。第1野党の自由韓国党が文政権の「官製反日」扇動に抵抗どころか同調することで、彼らの卑劣な行動に激怒した有権者たちが支持を撤回し9カ月後の総選挙の結果も不透明となっている。有権者らが反日扇動に迎合する政治への極度の嫌悪感のため、黄教安も政治的生命を急速に失っているとされる。
しかも、金正恩が韓国に対し戦術核の使用態勢を整えたのに、文政権はこれに目を閉じ、反日騒動を行っている。「官製反日」を扇動する文政権側が駆使する言語を見れば、彼らの価値観や思考構造が分かる。反日の扇動で竹槍を言い出し不買運動を呼びかけた。特定の製品や企業の問題ではなく、日本製品を全て拒否し、旅行を拒否する行動は、典型的な人種主義・種族主義・野蛮な考えだ。

 当然、反日種族主義や「官製反日」扇動と戦う戦士も増えつつある。韓国で、扇動や洗脳から目が覚めるのは知性の順と言われる。若い知性たちが従北、親中勢力と戦っている。ニューメディアが反日種族主義との闘争を支援している。
韓国社会で反日扇動が可能な理由は、外部要因もあるが、知的能力が落ちているためであり、人間性の回復運動が必要だ。
精神文化運動の一環の「洗脳脱出」で有名な朴誠賢氏は、曺国ら文政権が反日の竹槍を叫んだのに対し、「反日の竹槍を打ち壊し、反文の竹槍を掲げよう」と反撃している。精神文化運動を行う人々は、真実の尊重と個人の自由を強調する。この知識人たち、覚醒した市民がネットワークを作っている。当面の選挙でも良い政治家を発掘、支援するため、有権者団体を作っている。

2019-08-15 2面
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