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最終更新日: 2019-12-11 00:00:00
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2019年08月15日 00:00
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韓国史の真実が分かる「朴正熙大統領記念館」
従北勢力の妨害にもかかわらず現在も尊敬を集める建国の哲人

 韓国で文明と反文明の勢力が内戦を行っている。韓国がこの混乱に陥ったのは、韓国人の精神的堕落によるものだ。社会主義への体制転換を追求する主体思想派政権が2年経っても、まだ韓国の自由右派を制圧できないのは、建国大統領の李承晩と近代化大統領の朴正煕、2人の哲人大統領が大韓民国を自由民主の先進海洋文明と結んだおかげだ。「官製反日」で韓米同盟まで破壊しようとする主思派政権が痕跡を消そうと必死の朴正煕大統領だが、再び評価の声が高まり、その功績に光が当てられている。

韓国の現代史を正しく展示

 韓国では現在、現代史を正しく紹介、展示する場所がない。左承喜・朴正煕大統領記念財団理事長は、国や公共団体が運営する施設は、人民民主的な観点から歴史を歪曲した内容と指摘する。今春、再開した朴正煕大統領記念館は韓国の真実が分かる唯一の施設だ。米国の大統領記念館に比べても優れた内容を展示していると自負する。
韓国の真実が分かる朴正煕記念館。現代史を勉強しようとする韓国人はもちろん、外国人にもとっても貴重な歴史研究の場だ。家族と歴史を語り合える場所でもある
 朴正煕大統領とその時代を紹介する資料がほとんど残っていない理由は、6共和国になってから、社会主義を志向する「民主化」という狂風の中では、権威的に大韓民国を率いてきた李承晩建国大統領と産業化を行った朴正煕大統領の否定=「民主化」となったからだ。特にポピュリズムの文民政治家らが、この巨人の痕跡を率先して消してきた。文在寅・主思派集団は、大韓民国を否定する。彼らの言うロウソク革命及び「積弊清算」とは、建国大統領とその痕跡を破壊し消すことなのだ。
朴正煕大統領は、歴代大統領の中で最も尊敬される大統領として選ばれている。にもかかわらず、朴正煕大統領の記念館は、右派有権者たちの支持を得るため、ようやく金大中時代に建設が始まった。李承晩建国大統領の記念館はいまだに存在しない。しかし、私立大学を経営する有志によって学内に李承晩研究所が作られ、民間では李承晩大統領の建国精神を敷延するため、ソウル大学を定年退職した李栄薫教授によって李承晩学堂が作られた。
朴正煕大統領記念館の最寄り駅は、地下鉄6号線の「ワールドカップ競技場駅」だ。ところが、この駅には記念館へ行くための案内表示がない。これは朴正煕に対する従北勢力の仕打ち、朴正煕を消し去ろうとする作業・工作によるものだ。
朴正煕大統領記念館と図書館を行政的に管轄するソウル市と麻浦区庁は、朴正煕大統領に関して事あるごとにすべてを妨害していると言われる。
左翼勢力が総力を挙げて、李承晩・朴正煕消去を図っても、国民が尊敬する理由は簡単だ。大韓民国を回って見れば、すべてがこの2人の哲人大統領が残した跡、つまり国自体が2人の博物館・記念館と言えるためだ。本紙が「大韓民国建国史」を通じて連載している通り、今の韓国が存在するのは、すべてが李承晩と朴正煕の2人が在任した30年間に作られ、基礎が置かれたものである。特に、今日の韓国は朴正煕大統領の記念館といっても過言ではない。
朴正煕時代には李秉喆、鄭周永のように、企業人の中でも朴正煕大統領と協力して韓国の近代化に寄与した英雄がいる。国の建設は、すべての資源を動員し目標に向けて効率的に投入することで可能になる。
朴正煕大統領時代に対する批判も多いが、国家建設で試行錯誤による資源の無駄がほとんどなかったことに驚く。朴大統領は大韓民国建国以来、大学の卒業証書と博士号のない唯一の大統領だ。それでも、朴正煕大統領は、他人が真似できない偉大な業績を多く残した。朴大統領の学習能力は非凡だ。いくらレベルの高い交響楽団があっても、その楽団の指揮者が楽譜を読めないなら、そのオーケストラは素晴らしい演奏ができない。ソフトウェアのない、あるいはウィルスに冒されたコンピュータと同じだ。

精神的近代化を図るために

 朴正煕時代は、科学的方法が観念論主義を圧倒した時代でもある。朴正煕は観念的政治家と知識人を軽蔑していた。5・16以降、韓国ではすべての行政管理が数字で報告され、現場で確認するようになった。前近代との断絶を強いられたのだ。
軍事文化と批判する人も多いが、当時の韓国軍は世界最強の米軍から教育と支援を受け、国内で最も近代的に運営された組織だった。最も発展した集団とシステムが国家を運営するのは当然のことだ。
記念館の2階にある朴正煕図書館の蔵書は1万冊規模。朴正煕に関する研究・思索はここで完結することが可能だ
 韓国軍のベトナム戦争派兵も同様だ。朴正煕は軍事革命の当初から国際情勢をよく理解していた。ベトナム派兵と韓日国交正常化は、24時間の時差で国会を通過した。この二つは、韓国の近代化のための戦略の両輪であった。韓日国交正常化は、韓米日同盟化のために必要だった。朴大統領は、米国の世界戦略に便乗して近代化を推進したのだ。韓日関係は、米国が6・25韓国戦争で、侵略者と糾弾された中共と和解しなかったら、NATOのような安保同盟へと発展したかもしれない。
朴正煕は戦略をもって金日成を制圧した。すべての問題を、安保次元で北韓を意識しながら決定した。朴正煕が経済発展を優先的に韓国社会を変える間、金日成は共産化のための侵略だけを考えた。
当然のことながら、楽な時代はない。人々は第2次世界大戦後を、世界大戦がない平和の時代と考えている。しかし、それは錯覚だ。砂漠は何もないように見えるが、近づけば激しい生存競争の生態系が存在する。
朴正煕時代を振り返れば、韓国は危機突破の連続だった。平安な日々がなかった。朴正煕大統領の危機管理、危機突破は創造性が際立っている。第2次世界大戦後、成功した新生国(韓国、台湾、イスラエル、シンガポール)の共通点は、資源がなく厳重な安保負担があり、米国と同盟し、指導者が優れていた点だ。韓国は李承晩、朴正煕、全斗煥の3人の大統領が建国後37年間に国の土台を作ったという点で、指導者の成功要因に該当すると言えそうだ。
北韓(金日成)が暗殺を図った大韓民国の大統領は3人―李承晩、朴正煕、全斗煥大統領だ。3人とも金日成が恐れていた人物だ。青瓦台を襲撃した「1・21事態」(1968年1月21日)が最も有名だが、北側は朴正煕大統領暗殺を執拗に目論んだ。このすべてのことを朴正煕大統領記念館が証言している。
今、韓国では文明と反文明の闘争が繰り広げられている。建国勢力が野蛮な歴史の反動勢力の挑戦に押されているのは、韓国社会が精神的近代化において失敗したためと指摘する専門家は多い。つまり、韓国人の智力が落ちたのだ。智力を上げるにはどうすれば良いか。
国民の4分の3が文盲の状態で建国した李承晩大統領、1人当たりの国民所得が60ドル台で革命を起こした朴正煕大統領は、精神的な近代化を推進するビジョンも持っていたに違いない。韓国は「文明の戦い」を通じて、精神的近代化でも成功するのか。「反日種族主義」の克服こそ、李承晩と朴正煕大統領が私たちに残した精神的近代化のための宿題ではないだろうか。

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隠れた観光名所

 朴正煕大統領記念館は、世界的な施設だ。韓国の近代化と産業化の歴史を知るためには、ここより良い所はない。さらに韓国の建国史を知るためには、李承晩大統領記念館もあればいいのだが、現在のところ李承晩学堂がサイバー記念館の役割をしている。一日も早く建設されることを願う。
同じ敷地内の2階にある朴正煕図書館は、記念館とは別に運営されている。蔵書1万冊の規模だ。朴正煕時代を業績別、分野別に整理して容易に確認可能だ。朴正煕に関する研究をするなら、ここでほぼ解決されるほど充実している。「朴正煕大統領の国外研究資料」コーナーは、外国での活動の貴重な資料がそろっている。
朴正煕大統領記念館からタクシーで5分程度の「上岩デジタルメディアセンター駅」は、空港鉄道を利用すれば金浦空港まで2駅(10分)。仁川空港までは53分という立地だ。韓国を訪問した人が、ソウルでの日程を終え、空港へ行く途中に上岩メディアセンター駅で降りて朴正煕記念館を見学するのに最適な場所だ。詳細に見ようと思えば時間がかかるが、半日程度の余裕があるなら極めて有効に時間を過ごせる。
記念館にはまだ課題も多い。外国人のための言語案内ボランティアも必要だ。まず行って見て学び、記念館側に役立つアドバイスや支援をお願いしたい。
◆朴正煕記念館 10時~18時まで。月曜休館。

2019-08-15 4面
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