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最終更新日: 2019-11-20 00:00:00
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2019年07月18日 00:00
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“異夢同床”の悪夢

 G20サミットの前に、文在寅大統領と在日同胞との懇談会が6月27日に大阪市内のホテルで開かれたが、民団関係者はことのほか寂しい思いをしたようだ。在日同胞紙の取材がシャットアウトされたのも前代未聞の事態だ。
国是を遵守するという民団綱領を忠実に履行するために、民団は過去、反政府団体の活動は許さないという姿勢で、組織をあげて闘争してきた。なかでも、反国家団体に指定された韓統連は、民団にとっても敵性団体として、また反民団団体として、彼らの反政府活動を糾弾してきた。
共に行動しながらも互いに違う目的をもっていることを指す同床異夢という言葉があるが、今回の懇談会はたとえるなら、互いに違う闘いをしていたものが同じ場に集わざるをえないという”異夢同床”の場になってしまったのだ。民団関係者にとって、これほど戸惑う悪夢はない。昨日の敵は、今日の友というわけにはいかないのだ。
反国家団体の韓統連関係者らも招待された場で、文大統領は、かつての反政府活動家らに謝罪したというのだ。これは、これまでの民団活動が完全に否定されたに等しいことだ。一点の曇りもないという透徹した心で、反政府活動を糾弾してきた民団関係者にとっては、土砂降りの雨の中で、なおさらに雷に打たれた心境だろう。
南北統一は韓民族の悲願だ。ところが、南北統一という言葉は同じであっても、その解釈が全く異なり、進む方向も違うのだ。自由や民主という言葉も同様で、われわれ自由民主主義社会に生きる者は、その言葉の意味を忠実に解釈するのだが、共産主義信奉者や金日成主義盲信者らはそうではないのだ。
たとえば、民主化という言葉だが、自由民主主義信奉者は、独裁や封建領主らの権力を民衆に転化させることと素直に解釈するのだが、共産主義信奉者らは反政府活動を意味する場合が多々あり、大衆を民主化の美名のもとに扇動しているのだ。北韓を地上の楽園と称して多くの在日同胞を欺いた手口と同根だ。
現在の祖国は、在日同胞が夢見ていた祖国の姿ではない。民団関係者が期待していた祖国の姿ではないのだ。だったら在日同胞は、民団関係者は、どうしたらいいのだ。今までの祖国への貢献が取り戻せるものなら、取り戻したい心境だろう。(韓登)

2019-07-18 4面
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