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2019年07月03日 00:00
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編集余話

 6月30日に板門店で実現した南北および米国の首脳同士による会合は、その可能性こそ指摘されていたが、サプライズでの実現となった。メディアはこぞって「史上初」の3者会談を報じた▼会談を呼びかけたのはトランプ大統領だという。会談の結果、非核化に向けた交渉を再開することも決まった。だが、これらは決して北韓の非核化に向けた動きが加速することを保証するものではない▼トランプ大統領は交渉の進展を急いでおらず、金正恩にはそもそも非核化という選択肢がない。非核化しようと思えばいつでもそちらに舵を切れるのに、一切していないのがその証だ▼今回の会談の行方が一番気になるのが、文在寅大統領だろう。G20で外交的な孤立が浮き彫りとなった文大統領にとって、北韓だけが外交面でのカードだ。経済政策も不振で、支持率は低下している。かつての支持層からも退陣を求められている▼非核化に向けての実務者協議は今月中旬から再開されると見られている。窓口となっていたポンペオ米国務長官は今後、ビーガン北韓担当特別代表が窓口を務めると説明。北韓側は解任されたとされる金英哲氏の後任を言明しなかった▼いずれにしろ、段階的非核化を主張する北韓と米国の溝を埋めるのは容易ではないと見られる▼文大統領は訪日中、在日同胞との会合で日本との関係の重要性を強調した。一方、懇談会に反国家団体である「韓統連」関係者を出席させ、在日同胞社会にも文政権の従北政策を押しつけているのが現状だ。

2019-07-03 1面
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