ログイン 新規登録
最終更新日: 2019-07-18 00:00:00
Untitled Document
ホーム > ニュース > 文化
2019年06月26日 00:00
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
【映画】『感染家族』(韓国)
ゾンビより怖い、欲にまみれた人間

ゾンビ集団の来襲に立ち向かう次男©2019Megabox JoongAng Plus M & Cinezoo, Oscar 10studio, all rights reserved.
 ゾンビ映画と聞くと苦手に思う人もいるだろうが、そのゾンビ映画がいま熱い。韓国では『ソウル・ステーション/パンデミック』や『新感染 ファイナル・エクスプレス』が話題を呼び、時代劇『キングダム』が大ヒット。そこに登場したのがゾンビコメディともいうべき本作である。
ひなびた田舎のガソリンスタンドを経営するパク一家。父親(パク・イナン)はハワイへ行くのが夢だが、その日暮らしの生活ゆえ半分諦めている。そんなある日、突然現れたゾンビに頭を噛まれ、なぜか若返ってしまう。それを見た一家は一獲千金の「ゾンビビジネス」に乗り出す。ご都合主義の長男(チョン・ジェヨン)と妊娠中の妻(オム・ジウォン)、口の達者な次男(キム・ナムギル)、芯の強い末っ子(イ・スギョン)が協力し合い、事業は順調に滑り出したかに見えたが、欲に目がくらんだ家族の思惑がすれ違い始め、感染者が急増してしまう。感染者に副作用が表われ、一家のスタンドにゾンビの大軍が押し寄せる。
本作のイ・ミンジェ監督は「ゾンビより怖い人間がいたらどうなるのか」という発想から脚本を書き出したという。人間はゾンビを怖がるどころか、逆に一儲けしようと新しいビジネスを考え出す。だがゾンビに心があることに気づかない。唯一、真正面から向き合ってくれた末娘にだけは、ゾンビ(チョン・ガラム)も真心を感じ、危機に陥った彼女を救い出す。
ファンタジーのようなこの展開は、ロボットと人間の関係に似ていないだろうか。自分勝手な人間たちが自分の身代わりとしてロボットを作りだし、奴隷のようにこき使う。心を持ったロボットはとうとう反乱を起こし人間のおごりに警告を放つという展開。ロボットをゾンビに置き換え、欲にまみれた人間の暴走がゾンビを生みだすと考えれば、欲望もどこかで歯止めをかけなければいけなくなる。せめてゾンビ並みの優しい心を持ってほしいと監督は思っているのかもしれない。だからこそ映画の後半では、自分のことしか考えなかった家族に危機が迫り、自然に団結していく。
この展開もうまいが、登場人物の中にただ一人、ゾンビのウイルスに感染しなかった人がいる。それが誰なのかは作品を見ていただくしかないが、感染しない理由は免疫によって生まれた抗体の働きが作用したものらしい。この仕組みを使ったゾンビ映画は珍しい。パク一家の兄弟を演じるチョン・ジェヨンとキム・ナムギルら豪華キャストや、劇中で繰り広げられるゾンビダンスもお楽しみに。

(紀平重成 アジア映画ウオッチャー)

公開=8月16日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開。
公式HP=http://www.finefilms.co.jp/theoddfamily/

2019-06-26 6面
뉴스스크랩하기
文化セクション一覧へ
韓国与党が中国共産党と政策協約
大阪金剛学園 新理事長に崔潤氏
反国家団体「韓統連」など招待
文大統領は「第3国仲裁委」構成を受け入れよ
半導体3品目 輸出優遇除外も影響は限定的か
ブログ記事
文在寅に問う!
共感を考える研究会
文在寅の不安な精神回路、その解離
哲学的疑問と哲学的感情
自由の風、ここに(審判連帯のロゴソング)
自由統一
開城工団再開の宣伝道具に
奇襲南侵から69年
近づく金正恩体制の終末
北側が弾道ミサイル発射
罠から脱出するため文在寅を脅迫する金正恩


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません