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最終更新日: 2019-06-12 00:00:00
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2019年06月05日 00:00
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【文学】私のおすすめの一冊「この韓国文学がおもしろい!」

 韓国文学を手にとったきっかけは何だろうか。「表紙がおしゃれだったから」という理由で選ばれたのは『カステラ』である。ユーモアが効いた文体で、一度読んだら著者のほかの作品も読みたくなるとの評判だ。
表紙に惹かれて本を手にする人は多い。音楽に興味を持っている人なら、バイオリンの絵と『楽器たちの図書館』というタイトルは素通りできないだろう。図書館で何気なく見つけた一冊から韓国文学への扉が開いた。音楽の手法、たとえばリミックスなどが小説に取り入れられているのも興味深い。韓国のラジオ番組にゲスト出演していた作家の話に惹かれ、早速自伝を購入したというケースもある。
近年、韓国文学が日本で受け入れられるようになった背景には、悲しみの共感があるのではないかと、出版社クオンの金承福社長は分析する。国家分断という背景を持つ韓国には蓄積された悲しみが存在する。韓国文学の底に流れるその感情が、現代社会を生きる上で孤独や不安を抱えている人たちの琴線に触れるのかもしれない。

写真=(上段左から)ソウル入城記(韓国語)/私は平壌のモニカです(韓国語)/新女性を生きよ(パク・ワンソ著)/少年が来る(ハン・ガン著)/耳を葬る(ホ・ヒョンマン著)/楽器たちの図書館(キム・ジュンヒョク著)、(下段左から)彼らの最初と二番目の猫・2019年第43回李箱文学賞作品集/韓国人文学者の日本/ショウコの微笑(チョ・ウニョン著)/カステラ(パク・ミンギュ著)/そっと静かに(ハン・ガン著)

2019-06-05 6面
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