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最終更新日: 2019-06-12 00:00:00
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2019年05月29日 00:00
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韓国文化院40周年 文化の発信拠点としての役割
互いの違いを尊重する姿勢が大切

 1979年(昭和54年)5月10日、韓国文化院第1号がサンシャイン60(東京都豊島区)内にオープンした。以来40年、韓国の様々な文化を日本に紹介し続けてきた。韓日文化交流の拠点として文化院の果たした役割は大きい。

黄星雲院長
40周年記念特別企画展「水墨の独白」で韓国工芸を紹介

 東京で韓国文化院が開院した79年は、5月に英国でサッチャー政権が誕生、10月には韓国大統領・朴正熙が凶弾に倒れた年だ。日本では大平政権、米国はカーター大統領の時代である。このころ、日本国内で韓国はまだよく知られていない存在だった。
 79年10月に文化院監修で創刊された月刊『韓国文化』の巻頭辞においても、当時の大韓民国文化広報部長官・金聖鎭氏は「両国の平和安定の礎となる文化分野の協力関係が不十分である」ことを遺憾だと述べている。そのようななか、文化院は韓国語講座、講演会、展示会、映画上映会などのイベントを開催していく。
昨年10月に着任した黄星雲院長は、これまでの歴史を誇りに思うとし、現在の政治的葛藤による否定的な認識を文化面から解消していきたいと抱負を述べた。
40周年記念特別展示会の開幕式に訪れた宮田亮平文化庁長官は、祝辞の中で「赤青黄を混ぜる場合でも、絵の具であれば黒になり、光ならば白になる。この違いが面白い。文化は国が違ってこそ面白い」と、互いを尊重する姿勢の大切さを述べた。
韓国文化院は現在、27の国と地域で32カ所が運営されている。

写真左:1980(昭和55)年7月号の『韓国文化』。特集は「韓国民の心李朝の陶磁」として、高麗・朝鮮王朝時代の陶磁器を紹介している。

2019-05-29 5面
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