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2019年04月24日 00:00
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新生 韓国と日本 8
日本を見直し、韓国を再考する

崔在明

葛藤の隣国

「葛藤」は、同じつる草の葛(かつら)と藤(ふじ)が近くに生えていればもつれて解決がつかず問題を起こす、ということからきた故事成句です。韓日両国は同じつる草のように似たところが多いし、近くにあってもつれあうところなど、まさに葛藤そのものではありませんか。
その実、両国には似たところが多くあります。何よりもまず言語が似ています。言葉のシステム=文法構成が同じなのです。動詞、形容詞の語尾変化や助詞の使い方なども似ています。同じような単語も多いです。たとえば、日本語の「地理(ちり)」は、韓国語でも「地理(ちり)」です。地図(ちず)は地図(チド)となるので、少し違いますね。このように字数が同じ単語も多くあります。ですから、直訳でも90%以上意味が通じます。
在日韓国人学者・金達寿氏(故人)は、日本語の中に韓国語が多くあることを考証しました。「わっしょい」は韓国語の「ワッソ」が変形したものだといいます。「ワッソ」は「来ました」という意味で「移動式神社(おみこし)がワッソ(来ました)から拝みなさい」と叫んだのが「わっしょい」になったということです。
「クルマ(車)」などは韓国語か日本語か分かりかねます。クルマの韓国語は「スレ」ですが、これはソウルの言葉、つまり標準語です。嶺南地方(伽耶があった地域)では「クルマ」といいます。この地方の人々は「スレ」を知りません。「行ったり来たり」は韓国語で「ワッタリカッタリ」と言いますが、語尾に「タリ・タリ」が付くのは同じです。
もう一つお話ししましょう。7世紀に編さんされたと推定される万葉集は未だに完読されていませんが、韓国の学者・李寧煕氏により嶺南地方の方言で読むと完読できると発表されました(『もう一つの万葉集』)。たとえば「吾懶」は韓国語の音読みで「オラ」になり、「来い」という意味になるというのです。
日本語の根が韓国語だということになり、日本が誇る代表的かつ最古の歌集が韓国語で書かれたとしたら、それはもう大変です。李寧煕を追っ払えという派と、教えてくれた有り難い人だから保護せよという派の衝突がありました。これも一つの葛藤と言えますね。
古代においては韓国語が日本に流れたし、近代においては日本語が韓国に流れたのだから両国の言葉に似ているところが多いのは当たり前です。主体性が損なわれたとする韓国人や日本人がいますが、皮肉に過ぎません。
言葉が似ているということは、生活様式においても思考方式においても似ているところが多いということを意味します。すぐ親しくなれますが、こじれたり拗ねたりもしやすいということです。欧米人とは、親しくなるにしてもこじれるにしても一定の距離があります。
スポーツの試合でも日本に負けたときが一番悔しい、韓国に勝ったときが一番嬉しいのです。他の国とは、ただ勝ったり負けたりしかありません。メディアは「宿敵」という言葉まで使います。政治家もこの葛藤を利用します。

2019-04-24 6面
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