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最終更新日: 2019-05-15 00:00:00
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2019年04月24日 00:00
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「男性のみ兵役は性差別」韓国20代男性の72%超が認識
女性の徴兵について具体的な動きなし

 「兵役」は韓国国民の4大義務とされている。南北が対峙する状況下で、軍での服務は当然の義務として受け止められてきた。一方で女性には兵役の義務がない。直近の世論調査で韓国の20代男性は「男性のみの兵役義務は性差別」だとの認識が強いことが分かった。(ソウル=李民晧)

 韓国女性政策研究院が18日に開催したセミナーで公開した世論調査には、男性だけに兵役の義務が課せられている現況に対し、男性側の不満が如実に示された。
研究院が昨年10月から11月にかけ、全国の満19歳~59歳の男性3000人を対象に実施したアンケートの結果によると、「男性だけが入隊するのは性差別」と回答した比率は20代が72・2%と最も高かった。次いで30代は62・9%、40代は55・0%、50代は50・1%の順となった。年齢が高まるにつれ比率は低くなったが、各年代とも50%以上の男性が「女性にも兵役を課すべき」だと認識していることを示したデータといえる。
本研究院のマ・ギョンヒ政策研究室室長は同日、「変化する男性性と性差別」とのタイトルの発表文で、韓国男性を「伝統的男性性」と「非伝統的男性性」に分けた。「伝統的男性性」は、「競争と成功」「ステータスと服従」の傾向が強い部類とし、40代~50代の中高年層に広く分布している。その反対の「非伝統的男性性」には、20代~30代が多く属しているが、この年齢層の男性の68・4%は「男性だけの徴兵制」を性差別だと認識していた。また、このゾーンの男性のうち65・5%は「女性も軍隊に行くべき」との項目に同意した。
「伝統的男性性」に分類された男性からは、男性のみの徴兵制を性差別とみるケースは56・0%、女性も軍隊に行くべきだと答えたケースは52・4%で、その比率は下がった。
マ室長は「変化する男性性は、伝統的男性性を強いる徴兵制における極端な意見の相違関係を示している。徴兵制に対するより根本的なアプローチが必要だ」と指摘した。
女性の徴兵については、これまで韓国でも度々争点となってきた。一方、政府の兵役法改正案や国会における修正案の提示など、具体的な動きが出たことはなかった。しかし今回の世論調査の結果は、20代、30代の男性たちが「男性だけが入隊するのは性差別」との認識を持っているという点で、実際にどのようなアクションがなされるかが注目される。
オランダ、ノルウェーなど、欧州の一部先進国では「男女平等」を理由に、女性にも徴兵制度を導入している。周知のとおり、女性に入隊の義務がある国としてイスラエルが挙げられる。さらに、アフリカ・モザンビークとスーダンなども女性の徴兵制を実施している。韓国と38度線で対峙している北韓軍の場合も、女性は7年間の軍への入隊義務がある。

2019-04-24 3面
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