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2019年04月10日 00:00
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人と今 三浦小太郎さん(雑文家)
北韓の人権問題から活動家の道へ

 1990年代半ばから、北韓の人権問題や脱北者の支援活動を行ってきた三浦氏。評論家であり、編集者、文筆家であり、人権活動家でもある。その活動は多岐にわたり、日本の保守の論客として評価も高い。
いただいた名刺の肩書には”雑文家”と書かれている。
「特に専門に何かを勉強したということがない自分を表すには、この肩書が一番いいと思います」と謙遜する。
いろいろ活動してきたなかで、失敗のエピソードはとの質問に、「拉致被害者を救出できなかったこと」と話す。「誘拐犯がわかっていて、どこにいるかもわかっていたわけで、それを助けられていないのだから」と続ける。「もちろん私個人の問題でなく、日本全体の問題。しかし、悔いが残る」と三浦氏。
逆にこれまでの活動で一番成功したことについては「私が行ってきたことで、成功したといえるのは一つだけ。私一人の力ではないが、現段階で朝鮮学校の無償化を防げたことです」と話す。 
そんな三浦氏だが、もともと人権運動に対して特に関心はなかったという。
たまたま『徐勝(ソ・スン)「英雄」にされた北朝鮮のスパイ』などの張明秀氏の著作と出合ったことで、北韓の状況を知った。何も知らなかった人間が新しいことを知り、その衝撃から活動家の道へと足を踏み入れた。「当時の人権運動やそのグループなどはマルクス主義の影響を受けていて、違和感を感じることも多かった」と当時の状況を話しながら苦笑い。
「今年は北送事業60周年の年。日本政府は何もやらないだろうが、マスコミなどが先頭にたち、北韓に残されている人たちをどう救うかを、真剣に考えるべきだ」

2019-04-10 6面
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