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最終更新日: 2019-04-24 00:00:00
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2019年03月27日 00:00
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新生 韓国と日本 4 
日本を見直し、韓国を再考する

日本研究のきっかけ(4)

崔在明

 礼儀正しい本当の日本人なら、たとえそんな考えがあるにしても正面切って言うはずがないし、「過去の事は悪かったね」くらいは言う人たちだと思っていたのに、威張った態度であったことも不信感を募らせました。しかしながら妃殿下のお客様と喧嘩をするわけにもいきませんので、次のように話題を変えました。
「私の知人に評判の悪妻持ちがおりまして、友人たちから『お前はいずれ妾でも囲わなければやっていけないだろう』と言われていました。結局、妾を持ったのですがある日、妻とその妾が喧嘩をしまして、妾が妻に『あなたは評判の悪妻で、旦那はいずれ誰かに奪われる運命だったのです。それが私のような大人しい女で有難く思ってください』と言ったのです。しかし、考えてご覧なさい。いくら評判の悪妻であり大人しい妾だといえども、家庭を踏みにじり一人の女の幸せを奪った妾のくせに有難く思えというのは筋違いではないでしょうか」
この私の話に日本人たちは表情が固まってしまいましたが、団長と紹介された方が笑いながら、
「色恋沙汰の話題のほうが政治の話よりずっと面白いですね。今からは政治の話は止めてそういう話だけにしましょう」
と言ったので、その場は収まりました。そこへ妃殿下がお見えになったのでした。
当時の韓国は国民所得が三百ドルというどん底の経済後進国に陥っていました。バラック住宅がほとんどで、配電は時間制でしたし、一日に二食しかとれない国民がざらにいました。
貧しい国になった原因は朝鮮戦争であり、それは国土分断のため起きたことで、国土分断の原因は日本の植民地支配にあったというのは常識でした。その日本人から有難く思えと言われたのだからあっけにとられてしまったのです。
「教えてやった」と言われましたが、国のために教えてもらったものは一つもありません。朝鮮戦争が起きた時の韓国にはピストルの一つ、車の一台も作る工場がなかったのがその証拠です。
「鉄道を敷いてやった」と言われても、それは日本の満州進出のためでした。当時、日本の鉄道は狭いものでしたが、韓国に敷いたのは国際規格の広いものだったのがその証拠です。
朝鮮民族を分断させる方法も取りました。釜山から大田、ソウルを通って新義州までの鉄道は複線でしたが、大田から光州までは単線で、しかも変な噂をばらまきました。
「全羅道(光州地方―嶺西地方)は、暮らしにくいハワイのようなところである。そこの人たちは義理に薄く、平気で裏切る。全羅道出身の李成桂は高麗の忠臣だったのに、裏切って高麗を滅ぼし朝鮮王朝を立てた者である。全羅道の人を相手にしないほうがよい」
それで、全羅道の人は日本に行っても就職ができないありさまでした。日本に暮らしている韓国人の大部分が東南部地方の人であり、西南部地方の人ではないのがその証拠です。

2019-03-27 6面
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