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2019年03月06日 00:00
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「千里馬民防衛」が臨時政府樹立を宣言
3・1節にソウル・鍾路で宣言文朗読

金ハンソル・高位脱北者と連携か

 ソウルで文在寅政権への「国民抵抗」が噴出した先週の「3・1節」に、金正恩への「人民抵抗」を象徴するような出来事があった。金日成の孫・金ハンソルを保護していると主張してきた「千里馬民防衛」が、臨時政府の「自由朝鮮」の樹立を宣言したのだ。 

 タイミングとしては絶妙だった。ハノイで金正恩が非核化を拒否し、トランプ大統領に席を立たれて失態を演じた翌日だった。そして、3・1節100周年となるこの日に合わせ、「千里馬民防衛」が北韓臨時政府樹立を宣言したのだ。過去にも脱北者たちが中心となって、平壌の亡命政府樹立を試みた事例があるが、現実の厚い壁の前で皆挫折した。ところが今回は、「金日成王朝」の血統を持つ金ハンソルを保護する団体が名乗りを上げていることが注目されている。
自由朝鮮のホームページ
 この団体のYouTube映像は、ソウル・鍾路の塔谷公園で撮影されたものだ。韓服を着た女性が735秒の「自由朝鮮のための宣言文」を朗読している。
「千里馬民防衛」は2月28日、この映像を通じて「自由朝鮮(FREE JOSEON)」へと改称し、ロゴの名称とカラーを変えたようだ。「自由朝鮮」は自分たちが北朝鮮人民を代表すると宣言した。
「自由朝鮮」は、北韓政権を「食べ物を与え、生かす力があるのに数百万人を飢餓の苦しみに晒した罪」「政府主導の殺人と拷問、監禁の罪」「強姦と奴隷化、強制堕胎の罪」「政治的暗殺とテロの罪」など、九つの罪で告発した。さらに「半世紀以上にわたって家族が人質となっている間、我々は救済だけを渇望してきた。しかし解放されることはなかった」と悔しがった。
ところで「自由朝鮮」は臨時政府樹立を宣言しながら、所在地も代表も一切発表していない。そもそも「千里馬民防衛」は誰がその組織を支援したのか正体が不明だった。
「自由朝鮮のための宣言文」は、「首領の神格化」を拒否し、北韓内の人々に「抵抗し抗拒せよ」と格調高く呼びかけ、海外の脱北者たちにもこの革命に参加するよう要求した。
臨時政府や亡命政府を構成するためには、それなりの指導者が必要だが、これまで脱北者の中では2010年に他界した黄長燁氏が有力視されたことがある。だが、黄氏は生前、「私の祖国は大韓民国だ。二つの祖国を持つことは憲法違反」と、自分がそういうポストに推戴されることを断った。また、金正恩が毒殺した金正男や、金日成の息子たちの一人の金平日・ポーランド大使らの名が挙がっていた。前近代の封建王朝の体制を継承するという基準での話だ。
いずれにせよ、「自由朝鮮」の臨時政府宣言がソウルで撮影されたことから、このグループの韓国内の脱北者などの連携を模索している可能性が高い。
また、北韓の内部不安が高潮している事情とも密接に関係しているのは確かだ。駐イタリア大使代理のチョ・ソンギルなど、金正恩の内密な事情がわかる北韓外交官たちが相次いで脱北したとの情報も伝わっているように、北のエリートたちの動揺は隠せなくなっている。
国際社会による対北制裁のため、野蛮的な邪教全体主義暴圧体制を維持する資金が枯渇している金正恩が、昨年からエリートたちを50人以上粛清し、彼らが持っていたドルなど外貨を没収しているという話は金正恩が置かれた苦境を物語る。
ジャンマダン(市場)を中心に生きるようになった北韓住民は、習近平の中国共産党と一緒に社会主義固守ばかりを叫ぶ金正恩体制の未来に対して、もはや期待などしなくなっている。
中国がいつまでも金正恩を支援するとは限らない。中国が果たして、金正恩のため米国との全面対決を覚悟するかはなはだ疑問だ。
「自由朝鮮」の今後がどうなるかも分からない。臨時政府として機能するためには国際的に認知されねばならず、そのためには強力な支援勢力や資金力が必要だが、その面での「自由朝鮮」の力量は未知数だ。
ところが、中国は「千里馬民防衛」が保護している金ハンソルの父・金正男を庇護してきたし、米国政府も金正恩体制に対して強力な心理戦攻勢に出ると予想されることは、「反金正恩」の抵抗活動を呼び掛けている「自由朝鮮」にとっては有利な条件と言えよう。
これまで千里馬民防衛のEメールはスイスの暗号化サービスを利用しており、後援資金は現金ではなく仮想通貨・ビットコインで受け取っている。
一方、韓国でも北韓住民の抵抗、臨時政府や亡命政府への支援を趣旨とする立法の動きがある。正しい未来党の李彦周議員は「北韓内の反独裁運動に関する特別法(仮称)」を発議する予定だ。

2019-03-06 3面
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