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最終更新日: 2019-03-20 00:00:00
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2019年02月27日 07:23
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限界に達した南・北の反日・反米連邦制構想
避けられない全体主義の同時没落

 金正恩はトランプ大統領に会いに2月23日、平壌を出発、習近平の配慮による60時間以上の奇妙な中国縦断の列車の旅を全世界に披露した。金正恩は自分が中国に全面依存する存在であることを自ら証明した。一方、在韓米軍への分担金を10億ドルも払えないと抵抗した文在寅は、金正恩のためなら1000億ドルでも負担するとトランプ大統領に提案して、自分の反米・親中の正体を世界中に認識させ、同時にトランプ大統領の北の非核化の努力を妨害した。つまり、文在寅と金正恩は全体主義中国と組んで、米国に対抗する決意を宣言したのだ。

「9.19平壌宣言」相互履行不能
文政権は国民抵抗を抑えられず


では、金正恩は中国と文在寅の助けを得て生き残るだろうか。文在寅の意図は成功するか。結論として金正恩と文在寅は成功できない。まず、金正恩が体制の延命のためトランプ大統領に会っても、いざ北の内外の事情が金正恩体制を保障しないからだ。南・北の状況はもはや指導者の全体主義独裁体制の維持を許さない段階に達しているのだ。米中戦争の結果が韓半島の運命を決めるからだ。
べトナムに向かうトランプ大統領(写真=VOA)
 まず、平壤の全体主義体制が崩壊の兆しを見せている。金正恩はいつの間にか「白頭血統」を連れて、彼自身が第一線に出なければならない。金正恩は、自分の手足だった労働党組織指導部、国家保衛部、護衛総局、軍を全部敵に回した。
金正恩は、米国が主導する制裁と封鎖のため統治資金が枯渇し、人民のお金を奪い始めた。リバティ・コリアポストによると、金正恩は昨年の秋、タクシ事業権を餌に人民のお金を集った。そして、自分に忠誠を尽くしたエリート層を検閲し言いがかりをつけて彼らを粛清し、彼らの財産(外貨)を奪っている。
昨年から粛清されたエリートは、50人から70人に達するという。粛清者の中には外務省米国担当の副相・韓成烈が含まれているという。韓成烈は対米戦略について金正恩に直言したのが嫌われ、米帝のスパイとされたという。
リバティ・コリアポストによると、北では近年軍の武器が盗まれる事件が多発し、最近では保衛員が銃で殺される事件もあったという。遠からず、盗難された銃が市場で取引される事態が起きるかも知れない。
第14回最高人民会議代議員選挙(3月10日)を迎え、北韓当局は軍部隊の脱走兵、建設突撃隊からの逃亡者、流浪住民を取り締まり、各自の所属組織や故郷に帰還させようとするが問題が多いという。
一方の韓国はどうか。韓国を金正恩に捧げようとする文在寅・主思派政権も、連邦制の実現ための全体主義体制の構築が壁にぶつかりつつある。経済の破綻で生活に苦しむ国民や、全体主義独裁に立ち向かう右派を制圧できずにいる。
検察をはじめ、これまで沈黙し服従してきた公務員組織が抵抗し始め、内部告発が続いている。環境部で発覚したブラックリストは、全公共機関に拡大し青瓦台が関連した証拠が出た。検察が青瓦台の人事首席秘書官室を家宅捜索する構えだ。趙現鈺人事首席秘書官は、文在寅の夫人・金正淑の高校の2年後輩だ。
李明博政府が作った4大河川事業の水中堰を撤去するという文政権は、世界文化遺産を爆破したタリバンと似ている。文政権の盲目的な民族主義は、朝鮮王朝の東学乱を「農民革命」と規定、5月11日を国家記念日とした。青瓦台の民情首席の曺國は「3・1運動は100年前の先祖が行ったロウソク革命」と言い放った。
金正恩は文在寅政権が米国の力に抵抗できないことを悟ったようだ。つまり文政権が「9・19平壌宣言」を履行できないと諦めつつある。南北の反米反日全体主義連邦制は、中国を封鎖した米国によってやがって粉砕される状況だ。

2019-02-27 1面
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