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最終更新日: 2019-02-14 00:00:00
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2019年02月06日 00:00
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次期大統領候補が相次いで拘束
親与党有力政治家らが「落馬」

「安李朴金粛清説」現実味帯びる

 与党の有力政治家たちが相次いで拘束され、捜査対象となっている。先週、安熙正・前忠南知事(女性秘書への性的暴行容疑)と、金慶洙・慶南知事(世論操作容疑)が拘束・収監された。李在明京畿道知事(実兄への強制入院容疑)も現在、捜査を受けている。次期大統領選の有力候補として挙げられている実力者たちが相次いで落馬する中、世間では「安李朴金粛清説」の現実化がささやかれている。これからは有力候補らが消えた従北与党を率いる李海瓉と文在寅の権力闘争が始まるか。(ソウル=李民晧)

「安李朴金」粛清説

「安李朴金」粛清説とは、先の大統領選挙中に文在寅大統領と競争、または対立した与党の政治家たちが受難に遭っているというものだ。
「安李朴金」は、前述した3人と朴元淳ソウル市長を指す。朴市長は、不正問題などによる政治的な致命傷こそ負わなかったものの、ソウル汝矣島龍山開発を巡り、政府及び青瓦台の要人らに反対意見を示すなど、与党との足並みの乱れが目立っていた。しかし、実際にこの中の3人が収監され、捜査対象となった。次のターゲットは朴市長であるという”陰謀論”がいっこうに消えない状況だ。
一連の親与党の有力政治家拘束が、現政権に大きな痛手となったことは確かだ。中でも1月30日に拘束された金慶洙・慶南知事の一件は、政府与党にかなりの打撃を与えた。金知事は誰もが認める文在寅大統領の最側近であり、先の大統領選挙当時は文候補の広報担当責任者だった。また、故・廬武鉉大統領の秘書出身で、現政権誕生の立役者の一人としても知られる。
ソウル中央地方刑事合意32部(ソ・チャンホ部長判事)は同日、先の大統領選でハンドルネーム・ドルキング一派が繰り広げたコメント順位操作に金知事が加担した事実と、選挙法違反などをすべて有罪と認定した。1審裁判部がコメント操作容疑で懲役2年の実刑を、公職選挙法違反容疑で懲役10カ月・執行猶予2年を言い渡した。
これにより金知事は、知事としての職務が停止状態となった。選出公務員の場合、控訴審において公職選挙法違反容疑で懲役、または100万ウォン以上の罰金刑が言い渡されると当選が無効となる。一般刑事事件で禁固以上の刑が確定しても同じだ。
自由韓国党と正しい未来党などの野党は1審判決後、先の大統領選挙におけるコメント操作で最大の恩恵を受けた人物が文在寅大統領であるとして、事実の究明を求めていた。
国会の法制司法委員長を務める余尚奎・自由韓国党議員は「大統領を調査すべき」と主張し、正しい未来党の孫鶴圭代表も「責任ある解明を望む」と明言した。
野党は、世論操作の網にかかった自党候補たちがターゲットとされ、大統領選挙で敗北したという立場。例えば、洪準杓氏は大統領選挙期間中「(父母に対する)廃倫者」、安哲秀氏は「(無能な)小学生」などの言葉で攻撃され、それが票を失う結果につながった。

安熙正も2審で3年6カ月の刑

安熙正・前忠南知事も与党の有力な次期大統領候補だった。しかし昨年、女性秘書に対する性的暴行容疑で捜査対象となり、政治家生命の危機に陥った。ただし1審で無罪となり、政治活動再開の余地は残されていた。
しかし今月1日、ソウル高等裁判所刑事12部(ホン・ドンギ裁判長)は1審を破棄。安前知事に対し、業務上威力による姦淫などの容疑で懲役3年6カ月を言い渡し、法廷で拘束された。これにより、安前知事の政治家生命は事実上絶たれたものとみられる。仮に最高裁判所の最終審で再審判決が出たとしても「姦淫の前科者」との烙印が消えることはないからだ。
金慶洙知事と同様、故・廬武鉉元大統領の秘書出身である安前知事は、文大統領のかねてからの同志でもある。しかし、先の大統領選挙における共に民主党党内の大統領候補競争過程で、文在寅候補と対立した安前知事は「驚きを隠せない。文候補は私の発言をことごとく歪曲し、巧妙に攻撃している」などと指摘して対立したことがある。
一方、与党・共に民主党の支持率は明らかに下落の一途をたどっている。1月31日に公表された世論調査専門機関・リアルメーターの調査結果によると、民主党の支持率は37・8%、韓国党の支持率は28・5%だった。3週にわたって民主党の支持率は下がり、韓国党の支持率は上昇している。文政権の発足以来、民主党と韓国党の支持率の差が10%以内に縮まったのは今回が初めてだ。リアルメーターによる次期大統領選挙候補の好感度調査(標本誤差は95%信用度で±2・0%、詳細は中央選挙管理委員会ホームページ参照)の結果も興味深い。黄教安前総理が17・1%を占め、1位を記録。前月の調査より3・6%上昇した。李洛淵現総理の好感度は先月より1・4%上昇し15・3%を記録した。
政治の初心者でありながらも黄前総理の支持率は予想より早く上昇している。一方、政界周辺では、与党からの世論離脱現象がこれからも続くという見方が有力だ。いわば「イ・ヨンジャ(2嶺自=20代・嶺南・自営業者支持層の与党離れ)」が加速する可能性が高いとの分析だ。

2019-02-06 3面
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