経済協力開発機構(OECD)は15日、景気先行指数(CLI)を発表した。 CLIは、OECDが各国の経済状態を評価する景気判断の指標で、6~9カ月後の景気の流れを予測するもの。
韓国経済に対する分析は、韓国銀行と統計庁で集計する製造業在庫循環指標、長短期金利差、輸出入物価比率、製造業景気見通し指数、資本財在庫指数、KOSPIの6指標を活用して算出された。
同報告によると、昨年11月に韓国のCLIは前月より0・03ポイント下がり99・19を記録した。
韓国のCLIは17年4月から下落が継続し、20カ月連続の減少となった。これだけ長期にわたってマイナスが続いたのは、通貨危機当時の1999年9月~2001年4月以来となる。
一方、昨年11月のOECD加盟国のCLI平均は99・32で前月より0・13ポイント落ちた。
米国は99・59で昨年3月から8カ月連続で下落した。米中貿易摩擦などで経済が不安定な状況の中国は98・78で、前月比0・05ポイント上昇して2カ月連続で上昇を記録した。 |