ログイン 新規登録
最終更新日: 2019-08-15 00:00:00
Untitled Document
ホーム > ニュース > 文化
2019年01月17日 00:00
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
高麗青磁への情熱―164―

四人共同経営(一三)

柳根瀅
高徹・訳/馬瑞枝・画


「窯を築くとき柳先生も見なかったんですか?」
「いっしょに見ました」
「そのとき、なぜ言わなかったのですか?」
「むろん、言いましたとも。でも私は韓秀景氏の紹介でこちらに来た立場です。ですから責任技術者の彼に訊いてみてください」
資本主は韓秀景に返事を促した。しかし何も答えず、彼はただ黙っているだけだった。
「どうして答えないんですか? わからないのなら、柳先生の言うとおりに従ってやるべきじゃないんですか。そうしたら、こんな様にならなくてすんだのに。まったく莫迦げてる」
 私は心の片隅で侘しくてならなかった。
資本主は腹を立てたのか、「この工場は柳先生にお任せします」と言うのだった。
「ありがたいことですが、そういうわけにはいきません。韓氏の紹介で来たのに、その職を奪ったりできますか。とてもそんなまねはできません」
「それではどうするおつもりですか?」
「帰るしかありません」
「帰られる? 工場はどうするんです?」
「皆さんも私の立場を考えてみてください。帰るのが正しいか、このままいるのが正しいか?」
彼らは結果を見届けるべきだと言って、私を開城市内に連れ出した。店をハシゴしながら工場を任せる、いやそれはだめだと言い合い一晩明かした。結局、韓秀景は自分の非を認め、頼むからこのまま工場で働いてほしいと私に取りすがったのだった。
そうやって丸一日が過ぎた。これほどまで頼み込むのを振り払って帰るのも情なかった。一方で、工場が一つ潰れるだけの話じゃないか、とも思った。しかし、そこまで意地を張ることもないと思い、私の気持ち一つで、工場も生き返るし、また私が二〇年間苦心して研鑽を積んだ高麗青磁も作ることが出来るではないか、と思い直した。
「では私が仕事を受けもって、どんなやり方で続けるのですか?」
私は、彼らを見渡しながら訊いた。
「柳先生の思い通りにしていただいて結構です」
「そういうわけにもいきませんでしょう。私にどうして工場を勝手に動かす権限がありますか? 組合長がいい案を出してくださらないと……」
「では共同経営にしましょう。生活費は月に百円出します。そして利益配当は柳先生が決めてください」
「じゃ、利益を四・六とするのはどうでしょう? それともう一つ問題があるんですが……」
「何ですか?」
「これからは新しい出発ですから、これまで投資された分はお忘れくださらないと」

2019-01-17 6面
뉴스스크랩하기
文化セクション一覧へ
左派支配の学界を痛打「反日種族主義」
立証された韓日GSOMIAの効用
韓国民は官製「反日種族主義」と集団催...
官製反日で韓米日連帯を破壊
破綻の危機にひんする「1965年韓日...
ブログ記事
感情論
科学と相対主義
文在寅に問う!
共感を考える研究会
文在寅の不安な精神回路、その解離
自由統一
米国 反米文在寅政権を抑制
北韓WMD除去の軍事訓練
開城工団再開の宣伝道具に
奇襲南侵から69年
近づく金正恩体制の終末


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません