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最終更新日: 2019-08-15 00:00:00
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2019年01月17日 00:00
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【新連載】海を渡った先人達<1> 先人1人目 卑弥呼①

鈴木 恵子

1冊の本との出逢い

 卑弥呼について、教科書にはほんの数行のみの記述ですが、《鬼道》をやり、民衆を惑わしたという倭の女王「卑弥呼」は、今なお日本の古代史ファンを魅了し続けています。卑弥呼は、私が古代史の研究にのめりこむきっかけになった人物です。それは今から30数年前の、行きつけの図書館でのことでした。
何気なく手に取った一冊の本。それは、新人物往来社から刊行された「ヒデミ・フミノ訳、東アジア古代史、三国志夷狄伝」という本でした。パラパラとページをめくっていると、あるところで目が留まりました。
『夫余王・尉仇台が死んで、簡位居が立った。王には嫡子がなく、簡位居が死ぬと、庶子の麻余を共立した。ところが、牛加という官職の長官に対して兄に当たる者の子が、位居という、簡位居王と同じ名を名のり、副官の大使になると、財政を軽減し善政を敷いたので、権力者たちは彼に付き従い、夫余の主権者として使者を洛陽に遣わした。共立された麻余が死ぬと、その子、依慮が、年は6才であったが、王位につけられて君臨した…』
夫余王に共立された「麻余」と「依慮」は、名前から受けるイメージは女性です。倭王の「卑弥呼」と「壹与」に、何か関連があるのでは…との考えが一瞬、頭の中をよぎりました。
その時から、卑弥呼と麻余、壹与と依慮の謎解きと、古代史の研究が始まったのです。

邪馬壹(やまいち)国と邪馬台国

卑弥呼について知ろうとすれば、三国志の「海峡倭人と東夷伝」、いわゆる「魏志倭人伝」の原文に目を通さなければなりません。また、麻余については、「魏書韓伝・夫余伝」に目を通さなければなりません。記されている漢字の意味を正しく訳すことによって、真実の姿が浮かび上がってくると考えています。卑弥呼について、魏志倭人伝には次のように記されています。
『女王国は、もと男子のみが王となり、70年~80年続いた。倭地が乱れて戦い合って時が過ぎた。そこで、一人の女子が王になるために共立された。名前は、卑弥呼と言った。鬼道をやり、民衆の心を引きつけた。年を取っていて夫はいなかったが、親しい年下の男性がいつも傍らにいて、国の統治の補佐をした。即位から以降は、接見した者は少なかった。千人の奴婢を自分の周りに置いていたが、ただ一人の男性だけが、女王の言葉を民衆に伝えたりしていた。宮室・高く大きな見張り台・城柵などが、強固に設置されていた。そして、いつも兵士や守衛がその国を守っていた』
卑弥呼が住んでいた国とは、倭人伝に、はっきりと「邪馬壹国」と記されています。しかし、現在では「邪馬台国」です。なぜ、このようになったのかは謎です。(台)は(臺)の略字です。(壹)を、後世の人が(臺)と書き誤ったのでしょうか。字そのものは非常に似ています。
【壹】一つ、全体、合わせる、統一する。 
【臺】台、台地、壇。
このことから、邪馬壹国とは、直訳すれば「よこしまな心を持った悪い騎馬民族を一つに合わせた国」となり、邪馬臺国とは、「よこしまな心を持った悪い騎馬民族の台地の国」ということになります。さて、どちらのほうが、しっくりくるでしょうか。

鈴木惠子 古代史を研究して35年。著書に『万葉の歌姫―額田王の告白』(角川学芸出版)がある。

2019-01-17 6面
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