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最終更新日: 2019-02-20 18:49:12
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2019年01月17日 00:00
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米国に挑んだ大統領(8)ベトナムへ参戦したのは国家安保のため 
李春根・国家戦略フォーラム研究委員

 駐ベトナム韓国軍司令部が1965年9月25日にソウルで創設され、首都師団長の蔡明新が司令官に任命された。ベトナムに最初に派遣された韓国軍戦闘部隊は海兵旅団「青龍部隊」だ。同年10月8日、ベトナム中部のカムラン湾に到着した青龍部隊は、駐屯地のドンバーティンに移動して1番道路および鉄道防御と対ゲリラ戦任務を担当した。その後ベトナムに派遣された韓国軍戦闘部隊は陸軍の猛虎部隊で、10月22日ベトナムのキノン港に上陸してビンディン省の駐屯地域に陣地を構築した。
66年9月には白馬部隊が派遣され、66年以降ベトナムに派遣された韓国軍は、72年までに約4万5000人規模を維持するほど少なからぬ兵力だった。韓国軍は8年6カ月間のベトナム派兵任務を終え、73年3月、完全に撤収した。その期間中、韓国軍は軍団級作戦4回、師団級作戦30回、連隊級作戦186回、大隊級作戦955回と中隊級以下の小規模な作戦57万6000回の戦闘を行った。この過程で韓国軍はカドゥ山、チャビンドン戦闘など、ベトナム戦争史に残る輝かしい戦果を記録した。フランス軍が8回攻撃したが失敗し、ベトナム軍も陥落できなかったカドゥ山を韓国海兵隊は1回の攻撃で掌握して世界を驚かせた。

韓国軍は米軍から独立して作戦を立てた

ベトナムで韓国軍は、米国とは別に戦闘作戦を展開した。米軍は韓国軍を作戦統制下に置くことを望んだが、韓国軍はベトナム戦争の性格が軍事的なものだけでなく政治的戦争である点を強調し、米国とは異なる戦略を駆使した。韓国軍は独自の作戦統制権を維持しながらベトナム戦争を遂行した。ベトナム戦争における米国の戦略概念は「強力な機動力でベトコンを探し出して撃滅する」(Search and Destroy)という概念であったのに対し、韓国軍は「より長期的な次元での住民とベトコンを分離させた後、分離されたベトコンを枯死させる」ことを作戦概念とした。
米軍は個々の戦闘では事実上、すべて勝利したにもかかわらず、戦争では敗れた。もし米国も韓国の戦略概念を用いていたら、戦争の結果は変わったかもしれない。韓国軍はベトナムでベトナム人から好かれる外国軍隊という名声を得た。
ベトナム戦争で戦闘を直接経験した韓国人はもう70代の高齢者になった。だが、その時代を生きてきた韓国の高齢世代は1960年代後半、遠くベトナムからの韓国軍の勝利のニュースで心をときめかせた記憶があるはずだ。東洋の片隅の、弱小国だと思っていた大韓民国の国軍が、ベトナムでよく戦う軍隊だという名声を得るとは誰も期待しなかった。韓国国民にとってベトナム戦に参戦した韓国軍部隊の勇猛さは、ベトナム戦争の複雑な政治的論理とは別に、民族の誇りを呼び起こす決定的な契機になったことは否めない。

ベトナム参戦と韓国の経済発展

戦争に参戦しないということができれば、当然それ以上のことはない。だが、多数の国が集まった国際体制で、戦争は常に存在する。国家安保は最も重要な国家利益であるが、無政府状態では、各国は平和を守るため戦争に介入せざるをえない逆説的な状況に陥る可能性もある。韓国がベトナムに参戦したのは、韓国の国家安保のためだった。駐韓米軍を韓国にとどめ、韓米同盟を相互依存同盟に格上げさせ(米国が韓国に支援を求めたという意味で)、参戦を韓国の急速な経済成長の契機にするためだった。朴正熙政権は、つまり、国家安保と経済成長をなすのに成功したと評価できる。
もちろん、韓国の若者たちは戦場で血を流した。参戦将兵延べ32万5517人のうち、戦死4601人を含む死者5099人、負傷者も1万1232人に達し、今日も枯葉剤の後遺症などに苦しんでいる退役軍人が数万人もいる。66年まで計2万3865人の韓国軍がベトナム戦争に派兵され、69年から72年の間に、最多で4万7872人の軍人がベトナムに展開した。71年7月、韓国軍の戦闘部隊がベトナムから撤退し始めたときは30万以上の韓国兵がベトナム戦争に参戦し、尊い犠牲を払っていた。
しかし、彼らの犠牲は無駄ではなかった。韓国はベトナム派兵をきっかけに急速な軍備の近代化と経済発展を成し遂げた。韓国の参戦が国家安保に寄与したのは無形のものであるため数値では表せないが、参戦を通じて飛躍的な経済発展を遂げたことは目に見える資料として証明できる。

2019-01-17 4面
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