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最終更新日: 2019-06-12 00:00:00
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2019年01月01日 00:00
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【映画】『ゴールデンスランバー』(韓国)
監視社会の現実と友情のひた向きさ

ひたすら逃げるゴヌ ©2018 CJ E&M CORPORATION, ZIP CINEMA, ALL RIGHTS RESERVED
 良くも悪くも監視社会の進んだ現代を舞台に、テロ事件の犯人に仕立て上げられた平凡な宅配便ドライバーが、ひたすら友情を信じて大都会の隅々を逃げまどうサスペンスアクション作品。伊坂幸太郎の同名小説は堺雅人主演で2010年に映画化されているが、カン・ドンウォンを主役に迎え韓国で再映画化された本作は、大都会ソウルのど真ん中で爆発場面を撮りバトルシーンも増やすなどスケールアップ。原作を読んだ人も十分に楽しめる映画だ。韓日版の比較も存分に楽しめる。
強盗に襲われたアイドル歌手を救い出し、国民的ヒーローになった優しく誠実な宅配ドライバーのゴヌ(カン・ドンウォン)。その後、旧友ムヨルに突然呼び出され再会を懐かしむ最中に、目の前で次期大統領候補者が爆弾テロにより暗殺されるのを目撃する。動揺するゴヌにムヨルは「お前を暗殺犯に仕立てるのが”組織”の狙いだ。誰も信じるな、生きろ!」と警告し自爆。その瞬間からゴヌは、国家情報院や警察から次々と命を狙われ始める。
話の展開は一見すると自分には起きそうもないことだが、知人に掛ける電話はすべて盗聴され、さらに街中に張り巡らされたカメラから居場所が突き止められていく。ハロウィンに繁華街で暴れた者を監視カメラで割り出した例を思い出さないだろうか。監視社会の威力は想像の世界ではなく、すでに現実なのだ。映画では報道統制やメディアの関心を誘導するために仕組まれたフェイクニュースの怖さも見せつける。
日本版がユーモアをにじませる作品になっているのに対し、韓国版はカン・ドンウォンの熱演もあって、主人公ゴヌの友情に賭ける思いのひた向きさに感銘した。原作と同じように監視社会の想像を超える進展により、監視カメラの外に出ようと考えるならば今や地下の排水路しか逃げ場はないという現実も改めて考えさせられた。
ビートルズの曲を高校時代にリアルタイムで聴いた者として、解散直前にポール・マッカートニーが作曲し映画のタイトルにもなっている「Golden Slumbers」について触れたい。様々な思いが巡ったであろうポールの作品は、メロディーも友に呼び掛けるように情緒的なものだ。一方、誰も信じられない状況下で心細い思いをしていたゴヌは、偶然テレビで記者会見をしていた父親が息子を信じ「逃げろ!」とカメラに向かって叫んだのを見かけ涙をこらえきれなくなる。信じてくれる人がいた!
(紀平重成 アジア映画ウオッチャー)
公開=1月12日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開。
公式HP=http://hark3.com/goldenslumber/

2019-01-01 18面
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