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最終更新日: 2019-06-21 09:12:30
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2019年01月01日 00:00
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東京測地系→世界測地系 韓日の三つの特徴の調和を目指して
交流や協力の促進を

 筆者がソウル大学客員研究員として滞在していた2018年8月、韓国で『フローの韓国、ストックの日本』(『フルメ ハングク〓チュクチョゲ イルボン』)という本を出版した。まだ日本語版は刊行していないが、その本では日本と韓国の特徴を浮き彫りにするため、三つの軸を打ち出し、社会・経済・政治などの韓日比較を施している。
両国を特徴付ける三つの軸というのは、「広く浅くの韓国vs狭く深くの日本」「デジタルの韓国vsアナログの日本」「フローの韓国vsストックの日本」であり、これらの三つの軸は互いに密接にかかわっている。
歴史的に朝鮮(韓)半島は、米中日露という強大国の利害関係がぶつかる、変化の激しい地域であった。韓半島では、その時々の情勢判断を間違えたり、侵略や戦争に巻き込まれたりすることも多々あったが、韓国は生き残りをかけ行動してきた。そのような背景も働き、韓国人の行動パターンとしては、一つに熱中するよりも、多くのことを勘案した上で素早く行動する、「広く浅く」という行い方 が身についてきた。
韓半島とは地政学的に異なる位置にある日本は、外勢の侵略をほとんど受けることなく、12世紀後半以降、700年に及ぶ武士政権の幕府体制を維持してきた。人々の移動の自由も制限されたし、身分の入れ替わりがそれほど行われることもなかった。自分の居所で、「一所懸命」に与えられた仕事を、「狭く深く」掘り下げる習慣が重んじられた。   
韓日の違いは産業構造面にも表れた。朝鮮王朝末期の鎖国政策、日本の植民地支配、朝鮮戦争を経た韓国は、ほぼ全ての産業において日本に後れを取っていた。そのような韓国が戦後、日本に追い付き追い越した分野が、情報通信技術(ICT)に代表されるデジタル産業である。デジタル産業は、スピードを競い色々と試しながら、何かのきっかけを掴もうとする、韓国人の属性に似合う側面がある。
日本人には、飛躍よりは集団や組織内の構成員と一緒に、今まで行ってきたやり方を、少しずつ改善していこうとする傾向が強く、アナログ的な思考に習熟している。その自然な流れで、アナログ技術と符合する自動車や機械産業などに、日本の強みが体現されてきた。仕事を瞬時に処理するデジタル属性よりは、自分の手で確かめながら時間を掛け、感触を味わうことが情緒的に馴染むわけだ。
韓半島が大陸と海洋を繋ぐ地域に位置することからも、韓国はあれこれが混ざって流れるフローの特性が歴然と表れる。積み上がった資産がすぐ消尽されたりすることもあれば、再び躍り出て周りを驚かせたりもする。サムスン電子の躍進や世界的なアイドルグループBTSの活躍がある半面、各分野における持続性の確保が韓国の課題でもある。
アジア大陸の東端の島国である日本は、物事の流れが止まる位置でもあり、世界中の多くのものが溜まるストック属性が強い。その特徴として、技術・知識・資本などの蓄積という良い所も多く表れるが、膨大な国債残高のような望ましくない蓄積もある。ときには、周りのしがらみに足をとられ、前に進めない閉塞感もしばしば漂う。
社会分析家の故山本七平氏は、日本人について、一人の人間を善悪の対立概念として把握するより、人間を善玉・悪玉に分け、ある人間は「善」と把握し、別の人間は「悪」と把握し、その時々の空気に支配されていると指摘する(『空気の研究』、50頁)。韓日協力の空気が滞っている中、一方を善、他方を悪と決め付けず、柔軟な発想をどう発揮するかが日本の課題でもある。
国際交流や経済協力を進める理由の一つに、自国や自分に備わっていないものを補い、より発展の道へと導き豊かに暮らしたい、との期待感が挙げられよう。韓日の違いを認めた上で、両国の三つの特徴のメリットを醸し出す努力が求められよう。要するに、「広く深くの追求」「デジタルとアナログの調和」「フローとストックの良い属性の兼備」の重要性を伝えたい元日である。
(横浜市立大学国際総合科学部教授 鞠重鎬)

2019-01-01 15面
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