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最終更新日: 2019-01-01 00:00:00
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2019年01月01日 00:00
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高円宮記念日韓交流基金10周年記念シンポジウム
友好の絆を未来へ~草の根活動が育んだ日韓交流の軌跡~

李鐘元・早稲田大学教授(左)と薩摩焼十五代沈壽官氏
 2008年の設立から10年を迎えた高円宮記念日韓交流基金が先月14日、記念シンポジウムを開催した。
この基金は、韓国と日本の友好に尽力された故高円宮殿下を記念し、青少年の草の根交流を支援、促進することを目的として設立された。毎年、自治体などから推薦された団体・個人を選考し、「高円宮賞」を贈呈している。
第1部は「日韓草の根交流の未来を語る」と題して、「高円宮賞」顕彰事業の選考委員である李鐘元・早稲田大学教授と薩摩焼陶芸家の十五代沈壽官氏が講演し、対談を行った。
李教授は1945年から20年ごとに年代を区切り、これまでの韓日関係を分析した。そこから導き出される将来像としては、歴史の事実を認識する必要があるとした。領土問題に関しては「誰が所有するのか」という意識から、双方協力して「いかに効率よく機能させるか」にシフトすべきだと提案する。そして、今後は国家や市場ではなく、市民社会が外交を担う時代だと結んだ。
続いて登壇した沈氏の先祖は、豊臣秀吉の時代に陶工として日本に連れてこられたという歴史を持つ。父親である先代が韓国での講演の際、「皆さんが日韓併合の35年を取り上げるなら、我々は400年を語らねばならない」と話したことを披露。李教授との対談においては「それぞれに得意なことをやればいいんです。突破力が必要なところは韓国人に、失敗してはダメなところは日本人にという具合に。そうすれば米国や中国などの大国にも負けないことができますよ」と話し、会場から拍手が沸き起こった。
第2部は、これまでに高円宮賞を受賞した、サンブリッジ国際交流協会、韓国舞踏家・車玉秀さん、全国中学生レスリング連盟、韓日教育文化協議会、慶南青年カレッジ実行委員会のそれぞれ代表者が登壇し、現場の苦労話や参加者の表情などを紹介した。

2019-01-01 11面
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