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最終更新日: 2019-01-01 00:00:00
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2018年12月12日 00:00
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「朝鮮半島と私たち」日大芸術学部主催の映画祭
歴史を学び韓日の未来考える

 今年後半はメディアで報道されない日はないといっても過言ではない韓半島、そして日本との関係。それらをテーマにした映画祭が、日本大学芸術学部映画学科の学生らによって開催された。教科書では教えない歴史を学ぶため、若い世代が動き出した。在日韓国人や韓日関係の映画40作品を集め、話し合いで選んだ18本を上映している。

 きっかけは授業で見た『キューポラのある街』(浦山桐郎監督、1962年公開)だった。
「在日コリアンとか、帰国事業とか、それまで全く知らなかった世界が描かれていて、衝撃的でした」と話すのは、テーマの発案者である金子絹和子さんだ。学校でも家でも教えない歴史の存在を知り、真実を知りたいと強く思うようになった。韓国からの留学生・金潤雅さんは在日コリアンの存在をまったく知らなかった。「表紙が可愛いという理由で『GO』という本を購入したのですが、そこで初めて在日という言葉に出会いました」
友人たちも誰も知らなかった。知る機会がもっと有ればいいと思う。
映画祭で上映される作品の中で趣の異なる1本がある。『指紋押捺拒否』『ナウ、ウーマン』などで知られる在日2世の呉徳洙監督によるドキュメンタリー『戦後在日50年史[在日]』だ。1995年に製作されたもので、45年から始まる50年の歴史がナレーションや当時の写真、ニュース映像とともに明らかになる。それは尽きることのない闘争の記録だった。GHQ時代におけるアメリカ側の議事録も紹介されており、編集作業は「まるで百科事典を編むかのようだった」。
映画上映後、その編集者であり呉監督の夫人でもある清水千恵子さんが登壇した。監督は残念ながら2015年に他界したが「在日パート2」企画書とシナリオが清水さんの手元にあるという。いつか日の目を見ることを願ってやまない。
映画祭は14日まで。上映に関する問い合わせ=ユーロスペースTEL03・3461・0211

2018-12-12 6面
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