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2018年12月12日 00:00
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編集余話

 速報を見た一瞬、ひやっとした。8日に江原道・江陵で起きたKTXの脱線事故だ。韓国が誇る高速列車である。脱線したとすればどれだけの犠牲者が出るか…▼不幸中の幸いだった。おそらく低速(一部報道では時速100キロメートル)で走っていたのだろう、15人の負傷者を出しただけだった▼しかし、事故後の写真を見て驚いた。先頭の2両は完全にレールを外れて横を向いており、死者が出なかったことが不思議と思わせるほどだった▼事故の翌日、国土交通部の金賢美長官が現場を訪れ、再発防止の徹底を誓うとともに、国民に謝罪した。社会のいたるところで安全性に対する不信感が高まり続けている韓国において、徹底した原因究明と、安全対策の見直しが求められるところだろう▼金賢美長官は9日の会見で、南北鉄道連結事業にも言及した。今回の事故で「失望感を与えないように最善を尽くす」とのことだ。現在、北韓内では、韓国代表団による調査が行われている。安全性の確認が名目になっているが、軽油などを積んだ貨物列車の受け渡しも行われた▼こうした物資は対北制裁を免除されているとの説明だが、必要性が疑問視されている点でもある▼今年も残すところ後わずかだが、一年を通し年初から年末まで「北」と関連のない話題はなかった。高速列車KTXの事故さえも「北に失望感を与えないようにする」と気を遣う▼大事なのは、「北」ではなく、まず韓国国民に対し安全運行に万全を期す姿勢ではないか。

2018-12-12 1面
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