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最終更新日: 2018-12-12 00:00:00
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2018年11月28日 00:00
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慶州・佛国寺聖宝博物館が開館
故・南碩煥氏の収集品を展示

完成した聖宝博物館。右から2人目が南弘子さん

 韓国・慶州の佛国寺内にこのほど完成した「聖宝博物館」に、民団愛知瀬戸支部で役員を務めていた故・南碩煥氏の収集品が展示されている。
南氏は、2010年3月に古代遺物品200点、13年5月には仏教美術書1万2000冊と撮影写真など10万点を寄贈。いずれも自身が40年にわたり収集したもので、インドやネパールなど世界各国で撮影した仏教遺跡のスライドも含まれている。現在では入手困難な貴重な品ばかりだ。
南氏は1933年に韓国慶尚北道で生まれ、1歳で家族と渡日。大学卒業後は学習塾を経営する傍ら、仏教や韓日の古代史、郷土史の研究に取り組んだ。南氏はまた、瀬戸支部の役員としても韓日親善活動や文化活動に広く貢献した。仏教に造詣の深い著名人を招いて講演会を開催することも度々あった。韓国の遺跡にも足を運び、韓国の文化人とも広く交流した。その中の一人が、韓国仏教美術を専門とする鄭永鎬・檀国大学名誉教授だ。鄭教授は、今回完成した聖宝博物館設立の諮問委員長を務めている。
聖宝博物館の設立を心待ちにしていた南氏は3年前、鄭教授は昨年、他界。遺族らは両人の遺志を継ぎ、聖宝博物館に南氏の収集品を展示することを決めた。
6日に開かれた聖宝博物館の完成式典には1000人が参席。テープカットの後、セレモニーが行われた。故・南氏の夫人、南弘子さんは聖宝博物館の開館について「開館式の日が私の誕生日だったことに不思議な縁を感じた。慶州を旅行する際は佛国寺聖宝博物館にもぜひ立ち寄ってほしい」と語っている。

2018-11-28 4面
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