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最終更新日: 2018-12-12 00:00:00
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2018年11月28日 00:00
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「東京在日同胞歴史探訪」開く
大震災・朝総連との闘争振り返る

 在日社会の未来を作っていくためには、在日同胞の歴史を知らなければならない。また、知っていても風化させないように伝承していく必要がある。昨年から民団東京と東京韓国教育院は「東京在日同胞歴史探訪」を開催、今回は2回目を迎えた。

都内の民団員55人が参加した

 東京韓国教育院と民団東京本部主催で21日、「2018東京在日同胞歴史探訪」が開催された。
今回で2回目となる同イベントは、都内各支部などの団員55人が参加し、同胞の足跡を巡った。
探訪は「3・1独立運動」の導火線である「2・8宣言」の地、在日本韓国YMCAで開会式を行い、幕を開けた。
一行は、関東大震災の際に虐殺された朝鮮人たちが埋められた荒川土手とその慰霊碑、横網町公園の関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑・慰霊堂を訪ね献花、黙とうした。
引き続き、東京大空襲・朝総連との闘争などの歴史の痛みが染みついている江東区各所と、かつての朝鮮通信使の足跡が今も残っている芝口御門や浜離宮の狎歐亭、旧李王家東京邸である赤坂プリンスクラシックハウスなどを訪ね、同胞が残した痕跡を感じた。
関東大震災殉難者追悼之碑
 枝川・塩浜地区は、朝鮮学校があり、かつては総連関係者も多く、映画「パッチギ」の舞台ともなった地域。過去には「枝川事件」と呼ばれる、3・1に関するポスターを巡り民団員が総連関係者に拉致・監禁される事態が起きた。民団東京本部が各支部の青年らを動員し、監禁された団員たちを救出した。しかし、この争いで民団員約40人が負傷、重傷者は6人に達したという歴史がある。
一行は、最後に大手の同胞企業「ロッテ」が初めての一歩を刻んだ新宿の旧ロッテ敷地と、今の日本社会での韓国の存在感を感じられる新大久保を訪問し、今年の東京在日同胞歴史探訪は幕を閉じた。
民団東京本部の金秀吉団長は「悲惨な歴史が二度と繰り返されないよう伝承する」という今回の探訪の意義を述べた。
東京韓国教育院の兪皓善院長も「歴史を知らないと未来がない。この探訪で参加者の皆さんが直接感じた正しい歴史教育がより広く伝承されるよう願う」と今回の趣旨を語った。
関東大震災や、総連との歴史を知るためにも意義深いイベントだが、残念なのは今回、20代、30代の若い参加者がいなかったこと。来年以降は、在日同胞の未来を作っていくためにも、今後を担う若者の参加が期待される。

2018-11-28 4面
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