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2018年11月28日 00:00
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編集余話

 土台のないところに、建物は建たない。これは家についての言葉であるが、それ以外の場面でもよく引用される。これと似た言葉に、高い建物を建てるにはより大きくて強い基礎が必要というものもある▼例えば日本一の高さを誇る大阪あべのハルカスは、300メートルの高さに対し、その約4分の1に相当する70メートルの杭が基礎に使われた。4年にわたる工期の、これも4分の1近く、約1年が基礎工事にあてられたという▼韓国という国家を、一つの建造物だと仮定してみる。建国から70年。韓国という国家は、世界でも有数の成功と発展を遂げた。植民地から解放され、建国後まもなく国が焦土と化したところから、誰もが一目置く国家となった▼だがこの成功の礎を築いた先人たちに対する評価は、不当なほどに低い。先日、「正しい未来党」の李彦周議員が、朴正熙元大統領がいなければ、韓国は今ほどの成功を収められていなかったはずだと発言した▼李議員の発言は、批判的なトーンで受け入れられた。こうした発言がタブー視されているのが現在の韓国なのだ。朴元大統領の「独裁」という暗部だけをクローズアップし、”積弊”と指弾している▼近代化の礎を築いたのは間違いなく朴元大統領である。この土台の上に、今の韓国は立っている。この冷厳な事実は、韓国だけではない、多くの発展途上国家もモデルにしている▼文在寅政権も経済政策が失敗した以上、朴正熙元大統領の実績を否定することはもうできまい。未来を展望する視点に欠けているからだ。

2018-11-28 1面
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