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2018年11月21日 00:00
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高麗青磁への情熱―159―

四人共同経営(八)

柳根瀅
高徹・訳/馬瑞枝・画


朴亮根が言うには、最初に山田という人物が技術者の資格で学校近くに陶磁器工場を設けた。山田はこの学校の卒業生を陶磁器の技術者に育て上げるといって、研究費という名目で年一万円ずつ、七年にわたって七万円という大金を貰いながら、それを贅沢三昧の生活に費やしてしまったらしい。その間、試作品一つちゃんと作らなかったばかりか、陶磁器の技術者養成も空念仏に終わらせてしまった。そんな事情で、彼はそれ以上ここにいるわけにはいかず、辞表を出して慶州に去った、という話だった。
朴亮根はさらに、
「この工場を受け持って高麗青磁を作ってください。道庁で相談した結果、柳先生の月給は百円と決めました。借家が何軒かありますから、気に入った家をお選びください」
私は暫くのあいだ考えた。
 「借家を選んでよいとまで言ってくださって感謝に耐えません。しかし家のことはお断りします。田舎の人も子供を勉強させるためにソウルに行かせるというのに、ソウルの人間がどうしてこんな辺鄙なところへ子供を連れて来られますか。私が下宿生活をしながら月に何度か家に帰ることにします。住宅費は別途に出してくださいませんか」
朴亮根は日本人局長と相談した。
「それでは柳先生の住宅費として二〇円を別途支払うことにします。下宿費の最高が一二円ですから、雑費も合わせてそう決めました。いずれにしても、技術を尽くして、いい作品を作ってください。日本人が七年間も道の予算を使い果たして試作品一つ作れなかったこの工場で、柳先生が作品をお作りになると、柳先生だけでなくわれわれ朝鮮人全体の名誉になります」
「はい、わかりました。大した才能もありませんが、精いっぱいやってみますよ」
「柳先生だけが頼りです。よろしくお願いします」
われわれは工場のことについて一通り話し終わり、その日の夕方、道庁主催の晩餐会に参加した。私に対する歓迎会である。
その晩餐会には妓生という女たちを三人清州から呼び寄せ、酒を差しつ差されつ酌み交わすうち、酔いの勢いはますます増した。歌をうたい、踊りまで出た。そして朴技士が言った。
「柳先生、これまで八年間、道庁の予算を一〇万円近くも使い果たしました。それでもまだ生産を行えない状態です。でも、やっといい技術者に出会えてひと安心です。もし柳先生があくまで応じなかったら、仕方なく日本から技術者を呼び寄せたことでしょう。そうなると月に三百円よけいに出さねばならないし、またそうするにしても果たして柳先生ほどの仕事を出来るかどうか疑わしいものですよ」
私は聞かなくてもいいことを聞いてしまったのだ。腹が立って来た。席を蹴って立ち上がった。

2018-11-21 6面
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