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2018年11月14日 13:19
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あえて完璧を求めない美しさ
日本民藝館特別展「白磁」記念講演

 日本民藝館で開催中の「白磁」展覧会を記念して2日、記念講演が行われた。講師は伊藤郁太郎・東洋陶磁美術館名誉館長。儒教の精神性から生み出された「清貧の美」が特徴の白磁、しかし作品には剛毅な自由奔放さも見て取れる。李朝白磁の一筋縄ではいかない魅力が語られた。
「講演タイトルの『偏屈』には、ダンディズムあるいはこの道一筋というようなポジティブな意味を込めました。中国でも日本でも焼き物に高い完成度を求めます。しかし、李朝白磁には不完全さを容認する度量がある、とでもいいますか初めから完璧さなど狙ってはいない、そんな不思議な魅力があるのです」

伊藤郁太郎 
1931年、大阪市生まれ。東北大学文学部美学美術史学科卒業後、安宅産業株式会社入社。安宅コレクションの形成に従事。1982年、大阪市立東洋陶磁美術館・館長などを経て現職。

特別展「白磁」11月23日まで。日本民藝館(目黒区駒場4―3―33)10時~17時、金曜日は19時まで(入館は閉館30分前まで)。月曜休館。

2018-11-14 6面
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