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2018年11月07日 12:46
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高麗青磁への情熱―157―

四人共同経営(六)

柳根瀅
高徹・訳/馬瑞枝・画


そこからまた南に二〇里歩くと、そこは慶尚北道の聞慶郡に属する伐峙という村だった。どこから来ても険しい峠を越えなければ房谷には入れない。その工場にはいくつかの機械がすでに入っていた。重さ一トン級の粉末機一台と、土を絞るプレス機が一台、そして機械轆轤一〇台、三〇馬力の発動機などが無造作にあちこち置かれていた。私はそんな機械を一瞥しただけで、ここ伐峙と房谷の人びとの苦労がよくわかった。ただでさえ、たどりつくのが難しい険しい道をよくも重い機械を運んできたものだと思った。それなのに、
「機械を運んでおいても、使用できる者がいなくて、あのように放置したままなんですよ」
そう朴技官は他人事のように言った。だが私には疑問がたくさんあった。
「ここに工場候補地を決めた理由は何ですか?」
「利点が多いからです。先ず何といっても火力になる樹木があり、原料の土が豊富です」
 「木はまだ見ていなくて知りませんが、原料はいくら見回しても出てきそうなところがなさそうですが。もちろん、私は地質学者ではありませんけれど」
「あちらに見える松の木の間に芝生があるでしょう? あそこから沙土がたくさん出るんです」
「それで木はどれほど安いんですか?」
「それがすごく安いんです。あちらにある工場から松の木三〇円分買い付けて一年間窯にくべても、半分以上は残ります。月に一度の窯焼きですから、一年に一二窯でしょ? ですから三〇円分の木で一二窯くべても半分残るわけです。ここから遠くありませんから出かけてみましょう」
われわれは山のほうに向かって歩いた。山は広くて、松の木が生い茂っている。根元のところをそのまま残して中ほどから切った木が、いっぱい並んでいた。
「朴先生、この木はみんな木の中ほどから切ってありますが、どういうことなんでしょう?」
「これですか? 木が十分あるからですよ」
「では木だけ見て、ここを工場の敷地に選んだというのですか?」
「違います。原料の土も、無尽蔵にあるからですよ」
「でも良い陶磁器を作ろうとすれば、ここのだけではだめで、他から適当な原料を買ってこなければなりません。そうすると、山の麓の道までは貨物車で運んでくるとしても、ここの工場までは人の力か牛の力で運んでこなけりゃいけないのではありませんか。土を一回運ぶにも往復四〇里の道のりだから、日に何回運べると思います? それでは実際に、その土で陶磁器を作るとしましょう。その製品を都会までどうやって運びます? 一度、原料購入費と製品運搬費などを算盤ではじいてください」

2018-11-07 6面
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