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最終更新日: 2018-11-14 13:25:00
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2018年10月31日 00:00
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「ポップカルチャーから見る日韓新世代」
第3次韓流ブームを読み解くトークイベント

 PIXA(鹿島健代表)主催によるトークイベントが28日、東京都台東区で開催され、高校生から50代までの幅広い年齢層80人ほどが集まった。登壇者は、一橋大学大学院法学研究科准教授・権容奭氏、K―Cultureライター・桑畑優香氏、常葉大学准教授・福島みのり氏。韓流ブームの流れと、次世代交流について語られた。

権氏
桑畑氏
福島氏

権 第3次は、大きなうねりではありません。身近に若い世代がいないと気が付かないと思います。担い手はSNSネイティブ世代ですね。狭い範囲で確実に浸透しています。これまでポップカルチャーと言えばアメリカでしたが、今では韓国を向いています。ダンスで韓国進出をめざす若者は、日本の事務所の誘いには応じないそうです。
桑畑 韓国のイメージカラーが赤からピンクに変わりました。インスタ映えすると人気の色です。今の中学・高校生は特に韓国に行きたいわけではありません。ファッションやコスメのあこがれとして韓国を見ているのです。現地に行かなくても楽しめる韓国の情報が多く発信され、雑誌も韓国を取り上げるようになりました。ブームの可視化が始まったと思います。
福島 大学での韓国語の履修学生数は増えていませんので、正直(ブームの)実感はありませんでした。とはいえ、やはり女子学生に韓国は人気です。韓国語の選択は、女性は「好き」という感情が優先しますが、男子学生は就職に結びつかないと敬遠する向きがあります。
 韓国では以前から日本食や日本文学の大ブームが起きています。今や韓日はハイブリッド化していると言えます。今後、日本で韓国文学が多く紹介され、将来的に文学を通した新しい繋がりができることを期待しています。
桑畑 今の高校生が大人になって、等身大の隣人として交流する頃に新しい関係が築かれると思います。
福島 韓日関係が変わるためには、今の大人世代から自分たちへ世代交代が必要だとの声が多く聞かれます。歴史に深く介入しない偏見を持たない若者同士であれば、変化は可能だと思います。今後は「東アジア市民」としての意識形成へと移っていくのではないでしょうか。

2018-10-31 5面
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