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最終更新日: 2018-12-12 00:00:00
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2018年09月27日 00:00
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朝総連衰亡史(95)
文在寅訪北で再確認された首領が統治する劇場国家

 文在寅と金正恩の平壌共同宣言は欺瞞だ。朝総連は「9月平壌共同宣言」によって、北韓同胞の暮らしが良くなると思うのか。有無相通ずの民族経済共同体が生まれると思うのか。労働党がチャンマダンに勝てなかったことを誰もが分かっている。板門店宣言の履行のための軍事分野の合意書に署名すれば、軍事的緊張が減り、平和が訪れると思うのか。
緊張が必要な暴圧体制が存続する限り、緊張が減少することはできない。金氏王朝は、人民を相手に戦争をしてきたのではないか。「苦難の行軍」と呼ばれる戦争で首領が膨大な数の人民を殺したではないか。北韓の核武装は、数百万人の命と代えたものだ。また、中国人民解放軍が全面的に支援してできたものだ。この核兵器を合意書によって廃棄するのか。
文在寅と金正恩が9月19日、発表した平壌共同宣言は、朝鮮中央通信が報じた。だが、軍事分野合意書は発表から1週間が過ぎた26日まで、朝鮮新報は内容を報道もしていない。なぜ合意書を公開しないのか。北韓住民たちは、自分たちの運命がかかっている情報も知る権利がない。そして、その延長線の上で、在日朝総連も同じ基準で制御されている。
今回、文在寅の平壌訪問を通じて、特に奴隷たちの群舞だった「輝く祖国」の公演のため多くの子供たちが動員されたことはよく知られたが、大人たちの場合も同じだった。文在寅が百花園招待所まで移動するすべての沿道には平壌市民が配置された。数秒間通るモーターゲートに手を振るため、平壌市民数十万人が夜中の開け方の前から動員されたのだ。
文在寅大統領が平壌空港に到着したのは午前10時頃だ。しかし、1号行事に動員される平壌市民は行事の5時間前にそこにすべて到着せねばならない。5時間前なら午前5時だ。朝5時に1号会場に到着するには、午前3時に起きて真っ暗な町を歩いて来なければならない。朝食は食べたのだろうか。テレビではお弁当や水を持っている人が見えない。
動員された住民たちが、皆一斉に歓迎するのは、金正恩に向けての叫びであって、文在寅に向けて歓声を上げる住民は一人もいない。大きな声を出す力がないかも知れない。午前3時に起きて7時間以上食事もしていない可哀想な住民たちだ。
党事業や各種の努力動員に参加が優先だ。1号行事は些細なミスも許されない。勉強せねばならず仕事がある人民たちがいつでも動員されねばならない体制では科学も存在せず、合理的計画も投資が不可能だ。
綾羅競技場で数万人が出演する公演を企画し、練習して機械のような節度のある演技することを誇りに思っている体制では、創意など存在できない。あのような住民たちに向かって得意げに手を振って満足するなら、彼は普通の人間ではない。金日成主義に感染した者だけが奴隷たちの群舞である「輝く祖国」を見て楽しむ人たちなのだ。
米国に亡命した、金正恩の秘密資金管理人を通じて、金正恩が子供たちまでどれほど残酷に虐殺したのかが赤裸々に公開された。今、韓国に入国した脱北者たちの中、北韓軍人民軍隊に服務した経験のある者だけでも2000人もいる。北韓に対し、北韓軍に対して秘密などない。
文在寅一行が訪れた平壌のレストランでは、活魚が泳いでいた。新鮮な刺身を食べることができると自慢する。金正恩が執務する朝鮮労働党本部庁舎は本当に豪華だった。労働者の党がどうしてそんなに高級石材やカーピットなどを必要なのか分からない。宗教であるため可能なことだ。教主を高く崇めるためお金を惜しんではならない。
平壌での南北首脳会談は終わった。文在寅一行が白頭山から出発した直後から、韓国大統領一行の北韓訪問の話は、北のメディア報道からばたっと消えた。映画の上映が終わった劇場のように静かになった。今後、必要なとき必要な場面と言葉だけが再生されるだけだ。
朝総連は北韓が許す映画や情報のみを報道することができる。つまり、首領と党が歴史と記憶を統制する。北では、処刑された人物が登場する映画など記録物は、その人物をあらゆる場面から消す。米国との関係を考慮する際は、米国を刺激するような場面や映画はすべて上映が禁止される。楽団の公演でも同様だ。
平壌では文在寅大統領の訪問と、いわゆる平壌共同宣言について何ら宣伝がないのに、韓国では韓半島に平和がきたという宣伝が続いている。劇場国平壌を背景にした演劇や公演が拡大再生産されている。文在寅政権の支持率を上げるため、金正恩を利用している。   (つづく)

2018-09-27 4面
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