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2018年07月19日 07:05
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高麗青磁への情熱―146―

青磁の自営(五)

柳根瀅
高徹・訳/馬瑞枝・画


そうして連絡船は、穏やかな波の上を十時間くらい順調に滑っていった。下関近くに来たようだ。
下関で別府行きの汽車に乗ろうとしたところ、定期列車は五分前に出てしまっており、臨時列車が三〇分後にあるとのことだった。ところがこの列車もまた超満員で、二等料金を払っても二時間半ずっと立たされた。夜一一時すぎにやっと別府に着いた。
一二日朝、博覧会会場に行くと、広い式場は人の波だった。主催者側が出品者の胸に花を差してくれた。一〇時少し過ぎに開会式は挙行された。
昼食後、それぞれ参観することになった。本館・朝鮮館・満州館・九州館の四館がある。私は先ず最初に自分の作品を見ようと朝鮮館に入った。いつの間にか、私の周りには数十人もの人たちが集まっていた。彼らは異口同音に綺麗だ、美しいと言い、賛辞と感嘆の声だけが耳に入った。本館では京都焼きが気がかりだった。作家の名は依然として鈴木だった。九州館に足を移した。別段見るべきものもないので出ようとすると、片隅で人びとが集まり何やら騒いでいる。そこには、楽焼と別府名産高麗焼きが陳列されてあった。
賞の発表までにはまだまだ日が長い。世論を参考にし、専門家が採点することになっているが、開催日から二〇日後に初審、さらに一〇日後に再審という予定だった。そして最終審査は、まるまる四〇日経って初めて確定となるのだ。
賞には、特賞の他に金・銀・銅の三賞はメダル、そして奨励賞・努力賞は賞状だけで副賞はない。博覧会の期間は五〇日である。心を高ぶらせながら発表の日を待っていると、二五日目に博覧会側から通知が届いた。私の作品が特選になったという知らせだった。跳び上がるほど嬉しかった。私に閉会式に必ず参加してほしいということと、作品が売却済みになったので授与式の後で実印を持って事務室まで来てほしい旨が書かれてあった。
開会式のときの苦労を思い出して今度は急いで二七日朝、汽車に乗った。二日後、別府に到着した。
翌日、閉会式に参席後、私の作品の陳列場に行ってみた。私の作品には黄色い紙が貼ってある。その横の赤い紙に売約済の三文字が見える。私は、踊り出したいほど嬉しくなってそこを出た。
授与式後、私は事務室を訪れた。責任者らしい人が私のほうをちらっと見た。
「あなたが柳さんですか?」
「はい、そうです」
彼は訝しげに、書類を差し出しながら、
「ここに判子を押しなさい。代金は博覧会の後始末が終わって送金しますから……」
私はその日のうちに別府を発った。皆、私の受賞のニュースを聞いて祝福してくれた。今や私の努力もある程度実を結んでゆくようであった。その後一五日ほどたって、別府から代金が届いた。

2018-07-19 6面
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